スポーツをするのに必要なのは、柔軟性です。身体がある程度柔軟でないと、動きの機敏さに影響してきたり、一つの動きでも無駄にエネルギーを消費しやすくなったり、怪我をしやすくなったりします。
スポーツを制する世界のトップアスリートたちは、この「柔軟性」をしっかりと磨くことによって選手人生を長く保っています。
みなさんも普段の生活の中で柔軟性を意識していけるとスポーツだけに限らず生活の質もより高まっていくでしょう。
足の甲を伸ばした前屈
足首から足の甲にかけてストレッチすることでスネまでよく伸び、スネの筋肉の凝りを緩和させたり、足首の柔軟性を向上させる効果があります。
スポーツをするのに足首はとても大切です。
足首が硬いとしゃがむ動作が不安定になってしまったり、足の指先の動作が鈍くなったりして血行不良を起こし、足首の捻挫などの怪我を誘発してしまうリスクが高まります。
よって、この部分の柔軟性を高めておくと筋肉や腱を痛めるリスクが下がり、捻挫の予防にもなります。
手順
- 両足を揃えて伸ばし、右足の甲を左足の付け根の上に置く。
- 左足の踵は前に軽く押し出す。
- 手を腿の上に置き、腰を立てる。
- 吸う息で背筋を伸ばし、吐きながら前屈。
- 腰や背中が丸まってきたらもう一度、吸って斜め上の方へ背中を伸ばす。
- 頭頂が遠くに抜けていくようなイメージでお腹の方からから胸、額の順で身体を折りたたむ。(3〜5呼吸)
- 戻るときは吸う息で手を引き寄せながら起き上がる。
ポイント
- 前屈で足の甲〜足首に負荷をかけることで痛みを感じるのなら、無理に上半身を倒さないこと。
- 一番意識したいのは足の甲〜足首が心地よく伸びているのが感じられるか。
- ストレッチ深めたい方は足の指先の方を付け根の内側に置くとより負荷がかかる。