バストアップで若々しい体型でいよう！ラテラルウォークプランク｜1min Shape＃30

1minute shapeシリーズでは、1日1分でできるシェイプアップ運動を発信しています。

第30回はバストアップで若々しい体型でいたい人のためのトレーニングです。

今日のトレーニング:　ラテラルウォークプランク

※音が出ます。ご注意ください。

ラテラルウォークプランクのやり方

腕立て伏せの姿勢で肩からかかとまでが真っ直ぐになるように保ちます。
左に移動する時は右手を左手に交差して横へ動かします。
元に戻して、右に移動する時は左手を右手に交差して横へ動かします。
これを繰り返しましょう。

1分✖︎3セット

プランクは体幹のトレーニングの王道です。そして腕立て伏せは胸筋トレーニングの王道ですね。しかし、腕立て伏せができない女子はたくさんいます。腕立て伏せができるようになるには、第一に体幹の力が必要です。そして、バストアップに欠かせないのが背中、肩、腕の可動域と筋肉の引き締めです。

ラテラルウォークプランクは体幹を鍛えつつ、胸、背中、腕に適当な刺激を与えてくれます。まさにバストアップに欠かせない基本的な部位を総合的に刺激する種目です。

胸を閉じる動きが、胸寄せとリフトアップに重要な動きの要素であり、手を前後に交差させることで胸筋の上部や中下部を満遍なく刺激します。

女も男も胸のハリが若く見える秘訣

男性も女性も歳をとるごとに胸の張りがなくなり、胸周りがダランと垂れて、全体に重心が下がってしまったような、シルエットがたるんで見えます。加えて、胸が下がることでポッコリお腹が余計に目立ちます。

若い頃は何もしなくともお肌のハリもあって胸も上にあったかもしれません。しかし、加齢と共に筋肉は落ち、皮膚のハリも再生力も衰えていきます。

だからこそ、歳をとっても、ほんの少しだけ頑張って若い頃に負けない、それ以上に健康的で美しいからだを手に入れましょう！

胸だけじゃなく、肩、背中、腕、体幹を鍛える

肩や胸が綺麗でハリがあると、ウエストやヒップへのラインがより美しい曲線となり、立ち居振る舞いも健康的で自信に満ちた印象になります。

バストアップするには、胸だけではなく、肩、背中、二の腕の可動域を広げて、姿勢を保つ体幹を含めて筋肉を引き締める必要があります。

姿勢を直してバストアップしよう

胸周りのコリをほぐし、動きを良くし、筋肉をほどよく鍛えることで、バストアップだけではなく姿勢が良くなり、肩こりや首痛の改善効果も期待できます。

猫背や巻き肩の方は、腕立て伏せのような単方向への伸張運動ではなく、普段行わない動きのバリエーションで、からだを刺激することをオススメします。

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記事の筆者

小山　啓太

トレーナー歴20年。NATA-ATC。2020年よりエビジムのトレーナーに。

1978年1月22日生まれ。北海道札幌市出身。立正大学法学部を卒業後アメリカに渡り、エンポリア州立大学大学院スポーツ医科学専攻課程と、セントラルミシガン大学大学院運動科学専攻課程を修了。オリンピック選手やプロのアスリートのトレーナーとして活躍。障害者スポーツについて学び、帰国後は群馬大学にて教鞭を取り、運動と脳の働きを研究。２０１８年英国ケンブリッジ大学での世界教育会議にて最優秀研究発表賞受賞。プロアスリート、モデルや芸能人から一般の方まで幅広く正しい体の使い方、運動法や生活習慣の指導を行っている。

体や脳、運動に関する著書も多数執筆。『0歳からのボール遊び運動 "投げる"が脳と体を育む』『野球選手のTHE肉体改造』『現代社会のスポーツ総合学 1―スポーツとともに生きるエキスパート達の提言 (グリーンブックレット)』他