自然が色付くこれからの季節「気分転換にアウトドアしたい」「自然に触れてリフレッシュしたい」そんな方もきっと多いはず。そんな方に対して、オススメしたいのが筑波山ハイキングです。
都内からのアクセスが良く日帰りで楽しむことができる他、ロープウェイやケーブルカーがあるため体力に不安がある方でも安心して楽しむことができます。
今日はそんな筑波山の魅力と、ハイキングコース5つをご紹介します。
筑波山で楽しもう!オススメのハイキングコース!
引用:Wikipedia
日本百名山にも登録されている筑波山。東の女体山(標高877m)と西の男体山(標高871m)の2つの峰で構成されています。
頂上では関東平野と富士山を見ることができる筑波山は、老若男女に親しまれハイカーに人気の山です。
道中にはパワースポットをはじめ、沢山の見どころがあるのも人気の理由です。
筑波山の魅力はこれ!
Point1:色々な景色を楽しめる
ハイキングから見える景色だけでなく、ケーブルカーから見る一直線に開けた景色から、ロープウェイのような上空から眺める景色まで、様々な角度から筑波山の自然を満喫できます。
行きと帰りでロープウェイやケーブルカーを使い分けることもできるため、ご自身の体力と相談しながらハイキングができるところも嬉しいポイントですね。
Poimt2:日帰りで楽しめる
移動手段にもよりますが、都内から電車とバスを乗り継いで約2時間〜2時間半程度で到着します。東京駅からは高速バスが出ており、つくばセンターまで1本で向かうことができます。
日帰りで行ける距離感でありながら、気軽に大自然を満喫することができます。
Point3:温泉が楽しめる
山の麓にある筑波山口には「江戸屋」という日帰り温泉が可能な旅館があります。ハイキングで流した汗と溜まった疲労を癒やすことができます。
御幸ヶ原コース
東京駅からのアクセス
高速バス
登山口の筑波山神社までは東京駅から約2時間半、高速バスとシャトルバスを使って向かいます。つくば駅からシャトルバスが出ています。
電車
上野駅から土浦で路線バスに乗り換え、筑波山神社まで約2時間半
下山までのコースタイム
筑波山神社から男体山山頂を目指す全長約2km、約90分の行程です。徒歩で山頂を目指すことも可能ですが、筑波山神社から徒歩数分の距離に宮脇駅があり、そこからケーブルカーに乗車すると約10分程度で山頂に到着します。自身の体調に合わせて使い分けることができます。
山頂は開けており、食事やお土産を購入できるお店があります。
道中のオススメポイント
道中にはパワースポットの二股に分かれた大木や、山の湧水を飲むことができるスポットなど自然の恵を体感することができます。
白雲橋コース
東京駅からのアクセス
御幸ヶ原コースと同様に、筑波山神社からスタートします。
下山までのコースタイム
筑波山神社から女体山山頂を目指すコースで全長約2.8km、約2時間の行程です。登山道は石段で整備されていますが、登りが続くコースです。休憩を挟みながら、自分のペースで進んでいきましょう。
道中のオススメポイント
聖と俗を分けるとされていた石門「弁慶七戻り」をはじめ、自然が生み出した多くの石の造形を見ることができます。
おたつ石コース
引用:筑波観光鉄道株式会社
東京駅からのアクセス
筑波山神社入口からシャトルバスで10分、つつじヶ丘駅からスタートします。つくば駅から直通のシャトルバスも運行しており、約50分で到着します。
下山までのコースタイム
つつじヶ丘駅から弁慶茶屋までの比較的短いコースです。弁慶茶屋は白雲橋コースとの合流地点に位置しており、弁慶茶屋以降は白雲橋コースを進み女体山山頂を目指します。
全長約1kmで約40分の行程です。つつじヶ丘駅から山頂の女体山駅までロープウェイが運行しており、約6分の空の旅を楽しむことができます。
道中のオススメポイント
森林浴を楽しみながら進めるコースです。弁慶茶屋から白雲橋コースに繋がるため、白雲橋コースの見どころである石の造形を楽しむこともできます。また唯一ロープウェイが通っているコースのため、筑波山全体を見渡す眺望を楽しむこともできます。
迎場コース
引用:筑波観光鉄道株式会社
東京駅からのアクセス
筑波山神社〜つつじヶ丘駅を結ぶコースのため、どちらからも出発することが可能です。
下山までのコースタイム
筑波山神社からつつじヶ丘駅まで約2kmで1時間の行程です。つつじヶ丘駅からスタートした場合は御幸ヶ原コースや白雲橋コースに繋がり、筑波山神社からスタートした場合はおたつ石コースへと繋がります。迎場コース自体は人通りが少なく、また歩道はアップダウンが他のコースと比べて緩やかなため、ゆったりと森林浴を楽しみながらハイキングすることができます。
道中のオススメポイント
ケーブルカーの始発駅である筑波山神社とロープウェイの始発駅である、つつじヶ丘駅を結ぶコースです。ケーブルカーとロープウェイそれぞれの眺望を楽しみたいという方にオススメのコースです。
自然研究路コース
引用:筑波観光鉄道株式会社
東京駅からのアクセス
こちらは男体山山頂付近を周遊するコースです。
下山までのコースタイム
全長約1.5km、約1時間の行程です。道中はブナの木をはじめとする多くの自然の間を抜けていくコースです。また所々に展望台が設けられており、富士山や関東平野を一望することができます。
道中のオススメポイント
道幅は広くありませんが、人通りが多くなく自分のペースでゆったりと森林浴を楽しむことができます。山頂までの道中が少し物足りなかった方にとっても、登頂後に楽しめるコースとして親しまれています。
筑波山でハイキングをする時の注意点
お昼過ぎには下山できる余裕を持った計画を
登山道は林道を抜けていくため、陽が入りづらくなる夕方以降は足元が危険です。またケーブルカーでやロープウェイも月によって運行時間に変更はありますが、17時〜17時半前後で運行が終了します。お昼過ぎには下山できる余裕を持った計画でハイキングを楽しみましょう。
天気が悪くなっても良いように雨具は欠かさずに
山の天気は変わりやすいため、雨具は欠かさず準備しておきましょう。道中は石段もあり、当日の天気は晴れていても前日の天候で滑りやすくなっている場合も考えられます。雨に強いグリップのある靴を用意すると安心です。
飲み物や水分は十分に準備しよう
休憩を挟みながらこまめに水分補給をするために、飲み物や水分はしっかり準備しておきましょう。山頂は売店があるため、飲み物の購入が可能です。
コンパスと地図は準備しておこう
山道では電波が入りづらい箇所もあります。万が一に備え、コンパスや地図を準備しておくことをオススメします。特に地図の場合はWEBで簡単にダウンロードすることができます。事前にダウンロードした地図を印刷し、紙で携帯しておくと安心です。
まとめ
今回は筑波山ハイキングの魅力と、オススメコース5つをご紹介しました。筑波山は日本百名山に認定されていますが、標高は800m台と他の百名山と比較して標高が低く、気軽にハイキングを楽しむことができる山です。ケーブルカーやロープウェイなど観光地として整備されていることもあり、ハイキングだけでなく観光や撮影目的で訪れる方々も少なくありません。
日帰りで楽しめる好アクセスな立地のため、日帰りで森林浴を楽しみたい方にはピッタリの山です。