ここでは、レディ・ガガさんが実際に行っていた1週間のトレーニングプログラムを米国公認アスレティックトレーナーであり20年以上にわたりプロアスリートからモデルや女優まで幅広くトレーニング指導してきた筆者の解説つきで一緒にみていきたいと思います。
レディーガガのライフスタイル
自由に休みを入れつつ、基本は毎日トレーニングを欠かさない
一日たったの35分で10キロ痩せ!「レディー・ガガのウィークリーワークアウト」
#1Monday: 月曜日のワークアウト
①有酸素トレーニング 5分
②筋トレ
- ダンベルベンチプレス 20回✖︎4セット 効果:バストアップ、肩こり解消、腕の引き締め
- シーテッドショルダープレス 20回✖︎4セット 効果:腕の引き締め、美しい背中
- バイセップスカール&オーバーヘッドプレス 20回✖︎4セット 効果:腕の引き締め、肩と背中のボディメイク
- ダンベルタップスクワット 20回✖︎4セット 効果:太もも引き締め
- ジャンプスクワット 20回✖︎4セット 効果:下半身引き締め、全身の血行促進、代謝アップ
- アッパーボディクランチ 20回✖︎4セット 効果:ウェスト引き締め、割れた腹筋
- マウンテンクランバー 20回✖︎4セット 効果:体幹強化、お腹周りの引き締め
#2Tue 火曜日ワークアウト
①有酸素運動 5分
②筋トレ
- ダンベルチェストフライ 20回✖︎4セット 効果:バストアップ、肩甲骨の可動アップ、肩こり解消
- シングルアームダンベルロー 20回✖︎4セット 効果:美しい背中
- トライセップスエクステンション 20回✖︎4セット 効果:二の腕の引き締め
- スティフレッグデッドリフト 20回✖︎4セット 効果:ヒップアップ、太ももの引き締め
- スケーターランジ 20回✖︎4セット 効果:下半身の引き締め、くびれウェスト
- フォーアームプランク 20回✖︎4セット 効果:体幹強化
- サイドプランクポーズ 20回✖︎4セット 効果:脇腹の引き締め、くびれウェスト
#3Wed 水曜日ワークアウト
①有酸素運動 5分
②筋トレ
- ダンベルベンチプレス 20回✖︎4セット 効果:バストアップ、肩こり解消、腕の引き締め
- ダンベルプルオーバー 20回✖︎4セット 効果:脇腹・背中の引き締め、バストアップ
- バイセップスカール&オーバーヘッドプレス 20回✖︎4セット 効果:腕の引き締め、肩と背中のボディメイク
- ダンベルランジ 20回✖︎4セット 効果:下半身の引き締め、代謝アップ
- ジャンプスクワット 20回✖︎4セット 効果:下半身引き締め、全身の血行促進、代謝アップ
- リバースクランチ 20回✖︎4セット 効果:下腹部の引き締め、ぽっこりお腹解消
- アブドミナルツイスト 20回✖︎4セット 効果:ウェスト引き締め、くびれ
#4Thu 木曜日ワークアウト
①有酸素運動 5分
②筋トレ
- ダンベルベンチプレス 20回✖︎4セット 効果:バストアップ、肩こり解消、腕の引き締め
- シーテッドショルダープレス 20回✖︎4セット 効果:腕の引き締め、美しい背中
- ダンベルハンマーカール 60回✖︎4セット 効果:腕の引き締め
- ダンベルタップスクワット 20回✖︎4セット 効果:太もも引き締め
- スケーターランジ 20回✖︎4セット 効果:ヒップアップ、くびれウェスト
- アッパーボディクランチ 20回✖︎4セット 効果:ウェスト引き締め、割れた腹筋
- ダンベルラテラルフリクション 20回✖︎4セット 効果:横腹の引き締め、くびれウェスト
#5Fri 金曜日ワークアウト
①有酸素運動 5分
②筋トレ
- シングルアームダンベルロー 20回✖︎4セット 効果:美しい背中
- バイセップスカール&オーバーヘッドプレス 20回✖︎4セット 効果:腕の引き締め、肩と背中のボディメイク
- トライセップスエクステンション 20回✖︎4セット 効果:二の腕の引き締め
- ダンベルランジ 20回✖︎4セット 効果:下半身の引き締め、代謝アップ
- スティフレッグデッドリフト 20回✖︎4セット 効果:ヒップアップ、太ももの引き締め
- ダブルクランチ 20回✖︎4セット 効果:割れた腹筋、ウェスト引き締め
- アップワード/ダウンワードドッグ 10回✖︎4セット 効果:骨格矯正、体幹強化
レディー・ガガ「ワークアウト」3つのポイント
ポイント#1:全身運動で代謝アップ
毎日のトレーニングが全身の筋肉を刺激するプログラムとなっています。有酸素系が少なくても体を大きく使って大きな筋肉から小さな筋肉までしっかりと活性することで代謝をアップして脂肪燃焼効果を高めたり、コンサートなどハードな動きに耐えられる関節支持筋群を鍛えているようです。特に、股関節(お尻)のトレーニングは重要視して、必ずヒップ系のトレーニングを行って股関節周辺筋群を健全な状態に保つように努めているようです。
ポイント#2:水分補給で体力キープ
野菜やフルーツをしっかり摂取するなど食事にも気をつけているようですが、多忙なスケジュールの中でも水分補給には特に気をつけているようです。ティー、ココナッツウォーター、フレッシュグリーンジュース(ケール、ほうれん草、きゅうり、パセリ、レモン)などをリハーサルやコンサートなどのパフォーマンス中にもしっかりと補給しているそうです。
このこまめな水分補給がハードなダンスやトレーニングを可能にする源の一つであることは間違いありません。
ポイント#3:からだの声に耳を傾けて自由に休む
からだが痛かったり、ストレスが溜まっていたり、疲れがひどい時にはワークアウトを軽めにしたり、時にはまったくやらなかったり、自分自身のからだや心の声をしっかりと聞いて、その時々で自由にワークアウトとリラクゼーションを楽しんでいるのが彼女のやり方。ヨガやピラティスも大好きで、気分に合わせて身体活動をエンジョイしているのが伺えます。
それでも、超多忙な生活の中でもルーティンとしてワークアウトを行い、心とからだを整えているからこそ、世界を魅了するパフォーマンスが可能になっていると感じます。