イチオシ日帰りハイキングコース5選!高尾山

仕事や家事に追われる毎日。「たまには自然を感じたい」「そろそろ体も動かさないと」と思っている方は多いはず。でも、遠出するのは億劫。準備や移動のことを考えると、なかなか一歩を踏み出せません。

そんな方におすすめなのが、高尾山ハイキングです!都心から電車でアクセスすることができ、コースによってはスニーカーでもハイキングを楽しめる高尾山。いつものお出かけとほとんど変わらないスタイルで、気軽に自然を満喫できますよ。

高尾山で楽しもう!おすすめのハイキングコース!

引用:ぱくたそ

初心者から上級者まで様々なハイカーが気軽に挑戦できる高尾山。2008年にはミシュランの3つ星にも認定され、観光地として訪れる方も多いです。そのため慣れないトレッキングでも安心してその一歩が踏み出せますよ。そんな高尾山の魅力、豊かなコースをご紹介します!

point1:都内からのアクセスがしやすい!

高尾山ハイキングの最寄り駅「京王線・高尾山口」までのアクセスの良さが何といっても魅力的!京王線・高尾山口駅からは徒歩5分程で、ケーブルカー・リフトが運航する「清滝駅」に到着します。疲れてしまってもケーブルカー・リフトを使って頂上付近まで登る、下山することもできるので安心です。

引用:ぱくたそ

point2:なんと10箇所以上!映えるパワースポット!

豊かな自然だけでなく「高尾山薬王院」を中心としたパワースポットも点在している高尾山。マイナスイオンと一緒にご利益も頂けるなんて、心も体も潤いますね。

また、写真映えするパワースポットが多いのも魅力の一つ。特別感のあるハイキングコーデをパワースポットと一緒に写真に収めましょう!

引用:unsplash

point3:食べ歩きを楽しもう!名物グルメ

山頂へ続く参道には、名物グルメを楽しむことができる茶屋がいくつかあるのも嬉しいポイント!せっかく足を伸ばしたのだから、その土地ならではのグルメもかかせませんよね。

特に有名なのは高尾山スミカの「天狗焼」。甘さ控えめの黒豆あんが入った天狗焼は、パワー補給にもぴったりです。

引用:高尾登山電鉄

point4:温泉で疲れた体を解きほぐす。

自然のパワーで日々のストレスが浄化されたあとは、身体の疲れも労わりたいところ。帰りがけにぶらり立ち寄るのにおすすめなのが京王線高尾山口駅に併設する温泉「極楽湯」。身体の芯から疲労を取り除きましょう!ハイキング後の疲れた体が温泉でほぐれる感覚を味わってみてください。

引用:極楽湯

 

高尾山のおすすめハイキングコース5選

魅力にあふれる高尾山ハイキング。そんな高尾山のおすすめのハイキングコースを5つご紹介します。

【超初心者スニーカー軽装OK!】ケーブルカー・リフトで表参道コース(1号路)

引用:photoAC

最もポピュラーで舗装された道を使って頂上まで向かうコースです。パワースポットや見どころも多く、観光としても楽しめますよ。食べ歩きをしたり、薬王院を参ったり、ゆったりと散策気分で体を動かしてみてください。

 下山までのコースタイム

登り始めてから下山するまでの合計タイムは90分です。上り50分、下り40分で運動不足でも安心して歩ける時間ですね。

 道中のオススメポイント

薬王院境内にある「願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)」もおすすめのポイントです。様々なパワースポットがある境内。そのなかでも願いを叶えて頂ける「願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)」は印象的。輪をくぐることで煩悩を払い、奥にある大錫杖を鳴らして、願い事が届くようにするそう。住所と氏名と言い、強く願ってくださいね。

 

【初心者可】山道も楽しめる人気の吊り橋コース(4号路)

引用:photoAC

人気の吊り橋コースで名高い4号路。ケーブルカー・リフトを使用すれば、2時間程度で自然を思いっきり満喫できます!

 下山までのコースタイム

登り始めてから下山するまでの合計タイムは110分です。上り60分、下り50分(ケーブルカー・リフト使用)

 道中のオススメポイント

このコースのオススメポイントはみやま橋(吊り橋)。自然のなかにふと現れる吊り橋。一度は見てみたい景色ですよね。吊り橋ですがしっかりとしたつくりであまり揺れません。高所恐怖症の方でも安心して通れます。こちらも写真映えするスポットですので、是非1枚記念に収めてください!

 

【装備推奨・初心者可】沢歩きも楽しめるマイナスイオンコース(6号路)

引用:photoAC

トレッキングシューズがあれば、初心者でも楽しめる水のコースが6号路。日々の疲れを癒したいという方には特におすすめ。爽快感があふれるコースです。道幅は狭いため、登りのみの規制がかかることもあるそう。事前にリサーチしてトライしてくださいね。

下山までのコースタイム

登り始めてから下山するまでの合計タイムは160分です。上り90分、下り70分(ケーブルカー・リフトには乗りません!)

 道中のオススメポイント

このコースのおすすめポイントは修行の場でもある琵琶滝の小さなお堂。薬王院の水行道場で、神聖な場所のため滝の近くへは立ち入り禁止となっています。そんな神聖な気持ちになるパワースポットでエネルギーをいただいてみてください。

 

【少し本格的に】高尾山~小仏城山コース

引用:八王子市

「縦走に挑戦してみたい」「ちょっと本格的な登山を」とお考えの方にオススメのコースです。縦走ならではの山から山への達成感を味わうことができますよ。茶屋や設備もあるので、安心してトライできます!

 下山までのコースタイム

登り始めてから下山するまでの合計タイムは320分です。(ケーブルカー・リフトを利用する場合は220分)高尾山頂まで上り100分。高尾山頂→小仏城山 70分。小仏城山→高尾山頂 60分。高尾山頂より下り90分。

 道中のオススメポイント

このコースのオススメポイントは山中に咲き誇る「一丁平の桜」。春には「一丁平の桜」と呼ばれる桜スポットを通ります。例年4月中旬頃に見られるので、時期の合う方は是非楽しんでほしいです。桜を見ながらの山歩きをするもよし、ベンチに座ってランチや休憩をするのも素敵ですね。全身で自然を感じられそうです!

また小仏城山山頂からは、富士山と高尾山が両方楽しめます。そのロケーションに心の解放感でいっぱいになることでしょう!また、山頂には2件の茶屋がありますよ。なんとこの茶屋、1つは東京都、1つは神奈川県と、ちょうど県境に背中合わせに立っているんだとか!そのうちの1件「城山茶屋」では、夏には城山茶屋名物の大きなかき氷が楽しめます。頑張った自分へのご褒美としてかき氷で一服するのも良いですね。

 

【初心者とは一線を画す】高尾山~陣馬山縦走コース

引用:八王子市

かなり本格的な縦走を楽しみたい方、初心者レベルでは歯ごたえがない方にオススメのコース。高尾山→小仏城山→景信山→陣馬山と4つもの山を歩きます。このコースに挑戦する頃には立派なハイカーです!

下山までのコースタイム

登り始めてから下山するまでの合計タイムは430分です。(ケーブルカー・リフト利用する場合は380分)高尾山頂まで上り100分。高尾山頂→小仏城山 70分。小仏城山→景信山 60分。景信山→陣馬山140分。陣馬山→陣馬高原下バス停60分。

 道中のオススメポイント

なんといってもオススメなのが陣馬山のシンボル、白馬の像。やっとの思いで到着した陣馬山山頂でお出迎えしてくれるのが、この白馬の像。美しい景色と白馬の像が不思議なまでにマッチしています。ここでも記念の写真撮影ができますね!爽快感たっぷりの1枚が撮れそうです。こちらの山頂では、南アルプス、富士山が一望できます!茶屋も3件あるのでゆっくり休憩できますね。

 

高尾山でハイキングするときの注意点


引用:unsplash

お昼過ぎには下山できる余裕をもった計画を

軽装かつスニーカーでも登れる高尾山ですが、慣れない登山では思わぬハプニングが起きる可能性もあります。初心者コースの方も一度はコースの全容を確認しておき、余裕のある登山計画をたててくださいね。また、午前中の方が天気も安定していることが多く、景色もきれいです!そしてなにより、下山後ゆっくり温泉やビールを楽しむのもハイキングの一部。朝から活動するすがすがしさも感じながら、余裕を持って楽しみましょう。

天気が悪くなっても良いように雨具は欠かさずに

山の天気は変わりやすい。整備の進んでいる高尾山においても、それは同じです。コースの難易度にもよりますが、レインウェアは持っておくことをオススメします。「レインウェアなんて持っていないよ!」「舗装された道だけ歩く」という方は、折り畳み傘、ウインドブレーカー等、手持ちのパーカーで代用してもいいでしょう。また、突然の雨で意外と活躍するのがビニール袋。貴重品や鞄を守るためにジップロックや不要のレジ袋などを持っておくと安心です。

飲み物や水分は十分に準備しよう

山は街よりも涼しいですが、油断は禁物。特に久しぶりに体を動かしたという方は「意外と汗かかないな」と思うかもしれません。しかし、水分は確実に失われています!体感温度や汗の量に関わらず、一定の間隔で水分補給をするようにしましょう!コースにもよりますが水1本、スポーツドリンク1本は準備してくださいね。

 コンパスと地図は準備しておこう

高尾山は標識等も整備されていて非常に歩きやすい山です。しかし、コース数もかなりあるので、地図とコンパスは携帯しておくことをおすすめします。簡単な地図であれば、山頂のビジターセンターなどでももらえます。また、スマートフォンのアプリでも山地図アプリなどがありますので、そちらも検討してくださいね。

ハイキング・登山において何よりも重要なのは、事前にコースを確認しておくこと!「地図をもっていくから大丈夫」と考えず、一度、過去の登山記録などをネットで調べて、スクリーンショットなどでもっておくと安心です。

 

まとめ

引用:ぱくたそ

ひと口に「高尾山ハイキング」といっても、コースによって様々な顔をみせてくれるのが、高尾山の魅力。気になるスポットからコースを考えるのもよし、難易度で選ぶのもよし。そして、上りと下りで別のコースを選べるのも高尾山のおもしろいところ!

「お散歩がてら1号路でまったり食べ歩き、帰りに温泉で疲れを癒す」。「行きは4号路で吊り橋を堪能!帰りは1号路でパワースポットめぐり」。「行きはリフトは使わず6号路の水のコース、帰りは1号路で食事してリフトでゆっくり下山」などなど、夢が広がりますね!何度でも楽しめる高尾山。

まずはスニーカーで!自然を感じる爽快感と解放感を感じてみてはいかがでしょうか。

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