ストレッチでおしり痩せ！ナインティナインティ｜1min Refresh#12

1minute Refreshシリーズでは、無理せず1日1分続けられる運動を紹介します。

第12回はストレッチでおしり痩せリフレッシュです。

今日のリフレッシュメント：90/90

※音が出ます。ご注意ください。

90/90のやり方

片側の足を前に、一方の足を横にします。
両ひざを90度に曲げます。
両方のおしりが地面に着くように骨盤を下方へ動かします。(おしりが硬い方は横に足を出している側のおしりが地面から浮いてしまいます)
上体を前へ倒し、ゆっくり起こすを左右各30秒ごと繰り返します。

どんな時にやるべき？

座っている時間が長い時の休憩時。夜、帰って来て家でゴロゴロしている時。

どんな人にオススメ？

座っている時間が長い人。おしりのお肉がたるんでいる人。

どんな効果があるの？

股関節のとくに硬くなっている屈筋をほぐして骨盤の歪みや腰痛の改善が期待できます。

股関節の動きをよくしておしりや太もも付け根の引き締め効果が期待できます。

座っているとおしりが硬くなり、たるんだお肉がついていく

座っている時間が長いとおしりは硬くなり、さらに脂肪がつきやすくなります。とくに硬くなるのが股関節の屈筋群。血液やリンパの流れも悪くなりむくみの原因にもなります。

おしりの硬さを放っておくとギックリ腰の原因になる

座っている姿勢はそれだけで姿勢の歪みの原因となります。大きな筋肉群が縮こまった状態が長く続き、まったく動かないわけですから不健全な状態に陥るのは無理もありません。

おしりにお肉がついてたるんでしまうだけならまだしも、股関節周りが硬くなることで骨盤の動きが悪くなり腰痛の原因にもなりかねません。

それまで腰痛などなかったのに、ちょっと物を取ろうとするような何気ない日常動作で急にギックリ腰になってしまうというリスクも高くなります。

記事の筆者

小山　啓太

トレーナー歴20年。NATA-ATC。2020年よりエビジムのトレーナーに。

1978年1月22日生まれ。北海道札幌市出身。立正大学法学部を卒業後アメリカに渡り、エンポリア州立大学大学院スポーツ医科学専攻課程と、セントラルミシガン大学大学院運動科学専攻課程を修了。オリンピック選手やプロのアスリートのトレーナーとして活躍。障害者スポーツについて学び、帰国後は群馬大学にて教鞭を取り、運動と脳の働きを研究。２０１８年英国ケンブリッジ大学での世界教育会議にて最優秀研究発表賞受賞。プロアスリート、モデルや芸能人から一般の方まで幅広く正しい体の使い方、運動法や生活習慣の指導を行っている。

体や脳、運動に関する著書も多数執筆。『0歳からのボール遊び運動 "投げる"が脳と体を育む』『野球選手のTHE肉体改造』『現代社会のスポーツ総合学 1―スポーツとともに生きるエキスパート達の提言 (グリーンブックレット)』他