プロトレーナーとオンライン座談会をしてみた!
小山さんは、トレーナーとしてだけではなく、研究者としても優秀な経歴の持ち主!
立正大学法学部を卒業後アメリカに渡り、エンポリア州立大学大学院スポーツ医科学専攻課程と、セントラルミシガン大学大学院運動科学専攻課程を修了。オリンピック選手やプロのアスリートのトレーナーとして活躍。障害者スポーツについて学び、帰国後は群馬大学にて教鞭を取り、運動と脳の働きを研究。2018年英国コロンビア大学での世界教育会議にて最優秀研究発表賞受賞。
体や脳、運動に関する著書も多数執筆。『0歳からのボール遊び運動 "投げる"が脳と体を育む』『野球選手のTHE肉体改造』『現代社会のスポーツ総合学 1―スポーツとともに生きるエキスパート達の提言 (グリーンブックレット)』他
今回は、そんな凄い経歴をお持ちの小山さんとはたらく女子3名が日頃のお悩み相談をオンラインで楽しく行いました。
皆さんも、参考になる事があれば実践してみてくださいね!
外出自粛期間に変化したこと?
なんか足首が太くなった気がする。
みんなそれぞれおデブバロメーターあるんだね(笑)
例えば、太りやすい人の傾向として、 などが挙げられますね。 自分で太ったことを感じとるアンテナは常に持っておいた方が良いですね
オンライン会議でパソコン画面の自分の顔に衝撃を受けた!
ある時を境に、体重落ちても顔だけすっきりしなくなった気がする・・・
若い子とかは、体はぽっちゃりなのに顔は小さい子っているけど、年取ると顔がどんどん大きくなるような気がする
例えば子どもは一日に300回以上笑うといわれますが、それに比べて大人は15回以下。英国の研究では7回程度と報告されています。泣く、怒る、笑うの感情を顔で表現することがなくなります。そうすると筋肉は衰えますよね。 それから、むくみに関しては、アレルギー、鼻炎なども顔のむくみの原因になると言われます。また生活習慣。喫煙、過度の飲酒、高血圧、ビタミン・ミネラルなど栄養素の欠如、運動不足、睡眠不足、体に合わない枕なども顔のむくみの原因になりますね。
それから口角を上げてビックスマイルを作る、タコのように唇を尖らせるなどもいい運動になります。パソコン作業が増えて目の疲れや首の痛みも増えていますので、目を冷やしてあげたり、首のストレッチも顔のむくみを改善することにつながると思います。
(家にいると)ジムに通いたいなって思う?
でもやっぱり、ノースリーブ着たときに、カッコ良く着たいから、スラリとした二の腕にしたい!
むしろショック!体が締まるとそんなに痩せて見えんの!? 体重関係ないじゃん!ってね(笑)
動いてないけど炭水化物は食べても大丈夫?
炭水化物、糖は脳を含む体にとって大切なエネルギーですので、これを過度に制限してしまうのは健康的なダイエットとして継続が困難になると思います。イライラや集中力の低下などストレスも大きい。 日本人は遺伝子的にコメ類を分解しエネルギー交換する能力が高いと言われます
それからビタミンや食物繊維をしっかり摂るために野菜や果物の摂取を増やす。食べられる量の総体は決まっていますので優先的に野菜やたんぱく質を摂ろうとすると自然と炭水化物の摂取量は減ります。 次に、カロリーですが、例えば同じものを食べるにしても、食材成分によってカロリーが違ってきます。いつも低カロリーにしろとは言いません。問題は、カロリーや成分を見る習慣です。 自分が口にするものが体重や体型に直結します。健康面でも、これから自分の口に入るものについて、何が使われているのか知ることはとても大切です。 だからと言って食事が楽しくなくなるのはちょっと違うかなって思います。動物の中で人間だけが複数でコミュニケーションをとりながら食事をすると言われますので、オンライン飲み会とか、仲の良い友だちと楽しみながら、健康的な食習慣の話をシェアできるといいかもしれませんね
寝る直前の食事はよくないですね。睡眠の質も下げますし、脂肪蓄積の原因となります。 ある研究では、朝食にしっかりと糖質を摂ることで脳と体の覚醒を促し集中力や体力が上がると報告しています。夜中より朝ごはんに糖質とる方が得策かもしれません。
コロナ太り・・・ずっと座っていたらおしりにセルライトが・・・
もう一つ気をつけなきゃならないのは、在宅になって食生活の乱れ・脱水・高カロリーであったり、塩分過多、脱水なんかはセルライトの原因になります。
これからの季節は、暑くなってきますので家にいても水分補給をしっかりして、食事も規則正しい時間に摂ると良いと思います。
胸って大きくなるの??
クーパー靭帯っていうんですけど。この靭帯がくっついているのが鎖骨胸筋膜という胸の筋組織で、この筋膜がカチカチの状態ですと重みで下がってしまう可能性が高くなります。胸の筋膜をほぐし姿勢を改善して、上部の筋肉を鍛えてあげることで見た目に形を整えることはできると思います。 見た目に引き締まったボディになりたい、洋服をかわいく着たい、この願望っていくつになってもすごく大切だと思います。 このゴールに向かうときに、何かを我慢して、制限するってネガティブな心象が強くなっちゃうんですね。食事や運動自体がストレスになり、継続が難しい。ですので、今の生活に足してあげるっていう考え方が大切です。 自宅でできることは制限されてしまうかもしれませんが、その中でできることがあるので、自分を輝かせるために、プラスしてあげると良いですね。
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