歯の食いしばりで顔が大きくなる!原因・毎日できる対策はコレ|現役歯科医師が教える歯の健康情報#2

周りでも「年々顔の面積が多くなってくる」というお悩みをお聞きします。

実は、ストレスから来る歯ぎしり・食いしばりがその原因の一つかもしれません。

この記事では現役歯科医の筆者が、食いしばりの要因・デメリット・改善する為に簡単にできる運動をご紹介します。

この記事の筆者

歯科医師 田澤 明子

歯科医師 田澤 明子

看護学科と専攻科(助産学)を卒業後、北里大学病院で助産師として勤務。富山医科薬科大学看護学科に編入し、卒業後は看護師、保健師、助産師として勤務。その後、北海道医療大学歯学部歯学科に入学し、卒業後は愛知学院大学歯学部に8年間研究生として在籍。群馬県内の歯科医院で勤務後、現在は群馬大学大学院医科学専攻に在籍中。2020年あきこ歯科医院開院。

「歯の食いしばり」はエラが大きくなりデカ顔の原因に

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無意識に食いしばっている人ほど顔が大きくなります。エラが張っているのは咬筋が発達しているからです。

またストレス社会であることが影響しているのかもしれませんが、歯ぎしり・くいしばりが増えていると言われています。

昔から顎関節症と言われるような歯軋り、食いしばりはあったのですが、昼間の食いしばりと言われるTCH(Tooth Contact Habit)という症状が、近年よく見られるようになったと言われます。

歯の削れ具合、舌と頬の粘膜にきっちり噛み込んだ跡がついているのですぐにわかります。「口の中は人生の縮図」と言われますが、口の中を見れば生活習慣も全て見えてきます。

歯の食いしばりの原因は過度な集中・ストレス

食いしばり

集中すると歯を食いしばってしまっている人が多いです。長期間食いしばっていると歯がすり減り、虫歯でもないのに滲みてしまったり、頬の内側や舌に噛んだ跡が残ります。

厄介なことは、歯の食いしばりは無意識に起こります。重い荷物を持っている時や、スポーツしている時も食いしばっています。無意識に歯に負担をかけてしまっています。

寝ている時にも歯を食いしばっていますが、これは昼間受けたストレスを夜のうちに発散するために歯を食いしばっていると考えられています。食いしばりや歯軋りはとても大事な体の防御反応なんです。

それで朝までにストレスをリセットして、また次の日のスタートを切れるように心と体を守っているのです。

食いしばり歯軋りを放置すると歯はボロボロになる

歯痛

ただ、歯にとってはたまったものではないですよね。男性だと優に100キロ以上、女性でも80キロを超える力で噛みますので歯がすり減り、欠けてしまったり、つめものが外れたりします。

ですので、そんな患者さんには寝る時用にマウスピースの着用をオススメしています。そうすると前歯だけ、奥歯だけといった集中攻撃がなくなり力を分散することができます。

正確に型取りして上の歯にだけ装着して上下の噛み合わせをよくして力を分散します。歯だけではなく顎の負担も軽減します。

先日、マウスピースを装着し始めてたったの3日で穴が開いた患者さんがいましたが、そのくらいの力で夜中噛んでしまっているのですね。

力のコントロールってすごく大切なんです。どこかで発散しないと壊れてしまいますが、上手に発散できないと、自分で自分を傷つけ壊してしまいます。

すぐできる対策「唇をすぼめてフーッと吹く」事

息を吐く

エラが張っているのは咬筋が発達しているからです。無意識に食いしばっている人ほど顔が大きくなります。反対に細い人、顎が小さい人も歯列がキレイに並びきっていなくて噛み合わせが悪い傾向があります。

顎の小さい女性の中には、しっかりと噛むということ自体を知らない人がたくさんいるんです。こうした症状がある患者さんには、唇を尖らせてフーッと息を吐く体操をオススメします。フーッと息を吐いている時は、歯は離れていますから食いしばりを予防できます。

普段、集中して仕事されるPC画面の横や、デスクの見えるところに「フーッと息を吐く」や「歯はくっつけない」など付箋を貼って、ちょっと気になった時に定期的にやると良いですよと指導しています。

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田澤明子

akiko.tazawa

歯科医 田澤明子| 看護学科と専攻科(助産学)を卒業後、北里大学病院で助産師として勤務。富山医科薬科大学看護学科に編入し、卒業後は看護師、保健師、助産師として勤務。その後、北海道医療大学歯学部歯学科に入学し、卒業後は愛知学院大学歯学部に8年間研究生として在籍。群馬県内の歯科医院で勤務後、現在は群馬大学大学院医科学専攻に在籍中。2020年あきこ歯科医院開院。

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