「人混みから離れてリフレッシュしたい!」そう感じる時はありませんか?そんな人におすすめなのがハイキングです。
季節を楽しみながら自然豊かな道を歩くハイキングは、新鮮な空気を取り込むことができるためリフレッシュ効果があります。コロナウイルスが心配される時期ですが、3密を避けられるハイキングは安心して楽しむことができるアクティビティです。
大人女子の趣味に人気のハイキング!かしこい楽しみ方を紹介!
実はハイキングは大人女子の間で人気の趣味です。これから秋シーズンにかけて自然が色づいてくる季節でもあり、ハイキングのベストシーズンを迎えます。
今回はそんなハイキングをもっと楽しむためのかしこい楽しみ方を紹介します。
目的地についたら登山口で準備!
はじめに登山口でする準備について解説します。ハイキングの多くは数時間歩くコースが一般です。そのためにハイキング前の事前準備は必ず行いましょう。
ここで紹介する準備は3つです。
- 準備運動
- 荷物の詰め方や靴ひものチェック
- UV対策
1つずつ確認していきましょう。
準備運動で身体をほぐそう
1点目は準備運動です。ハイキングは自分のペースで歩くことができるため身体に負荷がかかりづらいと言われています。しかし、道中は不安定な足場や傾斜によって下半身に負担がかかりやすいです。
特に下半身は念入りに準備運動をすることで身体がほぐれ、血流の循環が良くなります。
また準備運動をすることで程よく身体が温まり関節の可動域が広がります。これは怪我を防止するためにも必要です。
荷物の詰め方と靴ひものチェック
2点目は荷物の詰め方と靴ひものチェックです。荷物は詰め方次第で体感の重量が変わります。
バランスが悪いと歩行姿勢が乱れ疲労の蓄積にもつながります。荷物を詰める際は背負った時のバランス感を意識しましょう。
そして靴ひものチェックも欠かせません。道中に何度も靴ひもが解けたらストレスですよね。それが原因で自分の歩行ペースが乱れてしまう可能性もあります。
靴ひもが解けないように登山前に確認しておきましょう。参考に解けない靴ひもの結び方を紹介します。
UV対策は念入りに!
3点目はUV対策です。ハイキング中は場所によっては常に日差しの下を歩くような場面もあります。実感がなくても終わって見たら意外と焼けていた。そんなことも珍しくありません。
事前に帽子や日焼け止めなどUV対策を行うようにしましょう。
道中のかしこい歩き方
次に紹介するのは道中のかしこい歩き方について。舗装された道路と違ってハイキングコースのための歩き方があります。
ここでは2点紹介します。
- 山道での歩幅と足の付け方
- 道中の歩くペース
1つずつ確認しておきましょう。
山道での歩幅と足の付け方
1点目は山道での歩幅と足の付け方についてです。基本的に山道では歩幅は小さく歩くことが基本とされています。その理由は歩幅を大きく開くと、必然的に足を前に踏み込んでしまうためか足全体に負荷がかかってしまうからです。
従って足を付ける際も、負荷を最小限におさえるために足裏全体で着地するようにします。足を普段よりも意識的に高く上げることで、足裏全体でしっかり着地できるので実践してみてください。
道中の歩くペース
2点目は道中の歩くペースに関してです。ハイキングは汗をかいたり、短期的な筋力アップを目的にしていません。あくまでも中長期的に歩く有酸素運動です。
できる限り一定のペースで、呼吸が乱れない程度の速度が理想とされています。複数人のハイキングの場合は、おしゃべりしながらでも苦しくないペースがベストです。
休憩時のかしこい歩き方
次は休憩時のポイントについてです。適度に休憩を取り、無理なく楽しめるようにここで確認しておきましょう。
ポイントは次の3つです。
- こまめに休むのがコツ
- 汗をかかないのが大切!こまめな脱ぎ着
- トイレは事前にチェック!
それぞれ確認しておきましょう。
こまめに休むのがコツ
1点目はこまめに休憩を取り入れることです。理想的な休憩ペースは1時間に1回10〜15分程度だと言われています。体力には個人差があるため、少しでも呼吸の乱れを感じたら積極的に休憩を取り入れていきましょう。
汗をかかないのが大切!こまめな脱ぎ着
2点目は体温調整です。汗をかきすぎると、脱水や休憩中に身体の冷えをにつながってしまいます。それを避けるために休憩中は服を脱ぎ着して、体温調整をするようにしましょう。
トイレは事前にチェック!
3点目はトイレについてです。観光地化されたハイキングコースの場合、道中にトイレは多数用意されていることが多いでしょう。しかし場所によってはまったくトイレが見つからない。そんな状況もあります。ハイキングを始める前にあらかじめトイレ休憩ができるポイントをチェックしておきましょう。
ご飯のかしこい食べ方!
続いて紹介するのは山ごはんについて解説します。大自然の中で食べるご飯はいつもと違って格別です。
ここでは簡単に作れる山ごはんのレシピを3つ紹介します。
- インスタントラーメン
- カレー
- インスタントスープ
1つずつ紹介します。
山ごはん①:インスタントラーメン
1つ目はインスタントラーメンです。お湯で簡単に作れて、しかも空腹も満たすことができます。
ハイキングの登山口へ向かう道中のコンビニで簡単に買えることから人気の一品です。
山ごはん②:カレー
2つ目はカレーです。インスタントで簡単に調理ができ、栄養バランスも良いことから山ごはんに人気の一品です。凝った人は飯ごうとバーナーを持参して、現地でお米を炊くなどして調理を楽しんでいます。
山ごはん③:インスタントスープ
3つ目はインスタントスープです。「空腹を満たしたいけどカロリーは気になる」そんな人にはピッタリの一品でしょう。
お湯を注げば簡単に調理が可能で、種類も豊富でなので自分の好みに合わせて選べるのも嬉しいポイントですね。
荷物のかしこいパッキング
続いてはパッキングについてです。パッキングの基本として、頻繁に取り出すようなものは上の方に。そして体感重量があるためザックはバランスよくパッキングすることが大切です。
それを踏まえてここでは2点詳しく紹介します。
- 重いものは上にパッキング
- よく取り出すものの位置を考えること
それぞれ見ていきましょう。
重いものは上に!疲れないコツ
1つ目は重いものは上にパッキングすることです。意外と思われる人も多いのですが、重いものは上に軽いものは下にパッキング。これが鉄則です。
できればザックの安定感と、背負った時の姿勢を考えると背中側にパッキングすると良いでしょう。ここで言う重い物とは、水やガスバーナーなど調理器具などがこれにあたります。
ザックはハイキング中にずっと持ち歩くものです。パッキング1つ工夫するだけで、蓄積される疲労感は大きく異なるため意識してパッキングしましょう。
よく取り出すものを入れる場所を考えよう
2つ目はよく取り出す物の位置を考えることです。基本的にはすぐに取り出せるようにザックの上部または上部のポケットに入れるようにします。ここで言うよく取り出すものとは地図・コンパス・緊急セットや行動食など小物類がこれにあたるでしょう。
こまめに確認!かしこいペースメイク
続いてはペースメイクに関してです。せっかくの楽しいハイキングでも事前に計画を立てないと思わぬトラブルにつながってしまいます。
ここではペースメイクに関して2点解説します。
- お昼には下山するつもりの余裕をもったプランニング
- 疲れたり天気が怪しいときには気軽にエスケープ
それぞれ解説していきます。
お昼には下山のつもりの余裕をもったプランニング
1点目は余裕を持ったプランニングを意識しましょう。ハイキングコースの多くは山道であるため日が沈むとあたりは真っ暗です。暗闇の中足元が悪いハイキングコースを歩くのはリスクがあります。
午前8〜9時あたりの早朝にはハイキングを開始して、お昼すぎには下山するプランが理想です。あらかじめ歩く予定のコースの到着予想時間を見積もった行動計画を立てるといいでしょう。
疲れたり天気が怪しいときは気軽にエスケープ
2点目は天気が怪しいときにはエスケープしましょう。「せっかくここまで来たんだから行けるところまで行きたい!」そんな気持もわかりますが、無理は禁物です。
山の天気は変わりやすく雨は気温を下げ、視界を妨げます。少しでも怪しいと感じたら勇気を持って下山しましょう。
疲労を感じた場合も同様です。ハイキングコースには来た道をそのまま戻る方法もありますが、道中にエスケープルートがあるところもあります。
事前にエスケープルートを把握して、状況に応じて利用するようにしましょう。
もっとハイキングが楽しくなる!かしこい楽しみ方
ここではハイキングがもっと楽しくなる、かしこい楽しみ方を紹介します。
カメラ・ハイキングファッション・ご当地グルメなどハイキングを通して様々な楽しみ方があります。
ここでは次の3つに絞って解説します。
- 季節ならではの植物や自然を楽しむ
- 山ならではの動物を観察する
- 歩きのお供、行動食を楽しむ
それぞれ確認しておきましょう。
季節ならではの植物や自然を楽しむ
1つ目は季節ならではの植物や自然を楽しむことです。ハイキングは大自然の中を歩くアクティビティであり、季節を通じて様々な変化を楽しむことができます。
これからの秋であれば紅葉シーズンですね。同じハイキングコースでも季節によって自然や植物が変化するので通年楽しむことができます。
山ならではの動物を観察する
2つ目は山ならではの動物を観察することです。自然の山には沢山の動物がいます。運が良ければ野鳥や野生の鹿を間近で見られるかもしれません。
カメラで野鳥や動物撮影を楽しむハイカーも多くいます。
歩きのお供、行動食を楽しむ
3つ目は行動食です。ハイキングで不足したエネルギーを補給するために行動食は必須アイテムとされています。また普段食べるお菓子も自然の中で食べると不思議と美味しく感じるものです。
自分のお気に入りを詰めたり、友達同士でシェアしたりと楽しみ方は人それぞれ。持ち運べるガスバーナーを持参して、山の中で挽きたてのコーヒーを堪能する人もいます。あなただけの楽しみ方を追求するのも良いですね。
下山後のかしこい楽しみ方
最後に下山後のかしこい楽しみ方について紹介します。「せっかくなら下山後はその土地のものを堪能したい」そんな大人女子も少なくないでしょう。
そんな人たちに向けて下山後の楽しみ方3つを紹介します。
- ストレッチで疲れを軽減
- 温泉があるルートを選んでみよう
- 帰宅後の楽しみ、自分へのおみやげ探し
それぞれ確認しましょう。
ストレッチで疲れを軽減
1点目はストレッチをすることです。下山後の身体は長時間の歩行によって疲労が蓄積されています。
多くの人がその日の疲れを次に持ち越したくないですよね。そのために下山後はストレッチをして疲労を緩和させることをおすすめします。リンパの流れを意識して、ふくらはぎや太ももなど下半身を中心にストレッチとマッサージをすると良いでしょう。
温泉があるルートを選んでみよう
2点目は温泉があるルートを選ぶことです。ハイキングコースの周辺には日帰り温泉施設が多くあります。汗と疲労を流してリフレッシュするのであれば、日帰り温泉を利用してみましょう。
その土地で泉質が異なるため、行く先々で温泉巡りをするのも楽しみ方の1つです。
コロナウイルスの影響で営業時間の変更がある可能性があるため、事前に営業時間を確認するようにしましょう。
帰宅後の楽しみ、自分へのお土産探し
3点目は自分へのお土産探しです。その土地の名産品やグルメを探すのもハイキング後の楽しみでもあります。その土地のお酒や食べ物、民芸品などバラエティは豊かです。
気に入ったものがあれば購入して、自宅でゆるりと過ごしながら土地のものを堪能する。そんな楽しみ方もハイキング後ならではです。
まとめ
今回は大人女子の皆さんに向けて、ハイキングのかしこい楽しみ方を紹介しました。
秋を迎えるこれからの季節はハイキング日和です。まずは近場で日帰りを楽しめるコースからハイキングを試してみるのもおすすめです。休日の始まりにハイキングを始めてみませんか?