柔軟性を保ち背中をほぐす!キャット&カウ バリエーション#2

キャットアンドカウバリエーション

スポーツをするのに必要なのは、柔軟性です。身体がある程度柔軟でないと、動きの機敏さに影響してきたり、一つの動きでも無駄にエネルギーを消費しやすくなったり、怪我をしやすくなったりします。

スポーツを制する世界のトップアスリートたちは、この「柔軟性」をしっかりと磨くことによって選手人生を長く保っています。みなさんも普段の生活の中で柔軟性を意識していけるとスポーツだけに限らず生活の質もより高まっていくでしょう。

猫と牛のポーズ(キャット&カウ)のバリエーション

柔軟性を保つのに必要なのは、「背中をほぐす事」だと前回の記事でもお伝えしました。今回は、キャットアンドカウに少し流れを加えた動きをご紹介します。

この動作は、流れるように動いていく中で自然と体の内側からエネルギーが湧いてくるような感覚になったり、呼吸もテンポ良く続いていくので瞑想的な状態を生み出す効果があります。

繰り返していくうちに意識は肉体よりも、より内側に入っていくので「頑張って動かした感」が無くいつの間に背中がほぐれていた!という感覚になるかもしれません。

通常のキャット&カウとバリエーションとで自分の中にどのように違いが感じられるか、実践し自分の身体で体感してみましょう。

手順

  1. 四つん這いになります。
  2. 足は腰幅、両腕は肩幅にし、足の指先は立てて置きましょう。
  3. 最初の吐く息でお尻を後ろに引いて、お腹を覗いておきます。
  4. 次の吸う息で背中を丸めたまま四つん這いになります。(背骨が天井に引っ張られるように、高い所を通って重心を腕の方まで持ってくる。)
  5. 重心が前に来たら目線を前方に。背中の力を抜いてフラットにします。
  6. 吐く息でそのままお尻を踵におろしていきましょう。

(※これの繰り返し)

ポイント

Poit1 おへそを覗きながら恥骨で上半身を前に押し出す。

おへそを覗きながら重心を前に持っていくとき、骨盤を内に入れ込むようにして、恥骨で上半身を前に押し出していく意識をすると、目線を前方に送ったときに背中から肩までが波打つように滑らかに動くのが感じられます。

Poit2 おへそを覗いたまま背中を持ち上げる。

おへそを覗いたまま背中を持ち上げると顔が恥骨に近付き、そのまま押し出されるように重心が前に流れることで自然と腰の方から背骨ひとつひとつが波打つような感覚、しなるような感覚が分かると思います。

 

  • この記事を書いた人
白石千晶

chiaki-shiraishi

ヨガインストラクター/ヨガ指導歴8年。 ヨガの学びを深める中で「真の自分らしさ・生き方」をヨガ哲学から学び、忙しい社会の中で自分らしさや癒しを忘れてしまっている現代人に少しでも自分らしい豊かな日々を送ってほしいとの思いで自分の内面に働きかけるヨガレッスンをしています。

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