便秘、下半身太りの解消に!鋤(すき)のポーズ#24

鋤のポーズ

家で過ごす連休の気持ちを晴らす為のアーサナ

普段何かと忙しくしていて、久しぶりの連休はお家でゆっくりたいと思う方も多いと思います。

あれやらなきゃ!こうでなくちゃいけないのに!と日々追われるように生活している現代人に必要なのは、急ごうとする自分を一度止めて、リフレッシュする時間を確保し自分の中から不要なものを取り除いていくことです。

思考も含め不要な感情、体に溜まった要らないものと一緒に生活することを当たり前とするのではなく、一息つく時間をとり、自分の身体と会話をしてあげること。それが、充実した生活を送るためにとても大切になります。

鋤(すき)のポーズ

上半身と下半身のポジションが逆転する姿勢になるため、全身に血流が促されます。また、内臓が正常な位置に戻り、下垂が改善されます。

内臓が正しい位置に戻ることで、内臓機能の正常化につながり、便秘や下半身太りの解消などにも効果的です。

ポーズを終えて仰向けの姿勢に戻ったときに全身の緊張がゆるみ、呼吸が一段と深まるため、リラックス効果も得られます。

手順

  1. 仰向けで足を揃える。両腕は体側に。
  2. 吸う息で足を天井方向へ上げ、吐く息お腹に少し力が入ると同時に腰を床から浮かす。両手で腰を支える。
  3. 肩甲骨を軽く寄せ合いながら腰に添えている両手を少しずつ背中の方へ移動させて、足の指先を高く持ち上げていく。
  4. 背筋と腹筋を使いながら背中を真っ直ぐにしていく。
  5. 肩立ちの状態になったら、息を吐きながら足の指先をゆっくり頭頂の方へ下ろす。
  6. 尾骨を天井へ向けて、背中を真っ直ぐに。
  7. 両手は腰を支えるか、マットに伸ばすか、指先を組んで伸ばす。
  8. 姿勢はそのままで、3〜5呼吸行います。
  9. 戻るときは両手を背中に添えて、足を天井に方向へ戻し、背筋と腹筋でバランスをとりながら背骨を一個一個上から順に下ろしていく。
  10. 足を下ろして解放。

ポイント

  • 首の後ろを使い、肩立ちの状態になるため、首の後ろや肩周りを軽くストレッチしてから始めるとポーズがとりやすくなる。
  • うなじから背中上部の筋肉が伸びている感覚に意識を向ける。
  • 足をあげたら首を動かさないようにする。(首を痛めてしまうため)
  • 足を垂直に伸ばせない方は壁を補助として利用してみて下さい。

 

 

 

  • この記事を書いた人
白石千晶

chiaki-shiraishi

ヨガインストラクター/ヨガ指導歴8年。 ヨガの学びを深める中で「真の自分らしさ・生き方」をヨガ哲学から学び、忙しい社会の中で自分らしさや癒しを忘れてしまっている現代人に少しでも自分らしい豊かな日々を送ってほしいとの思いで自分の内面に働きかけるヨガレッスンをしています。

-1min Yoga, ヨガ
-, , , , , ,

© 2024 Vells-ヴェルス