休日に自然を感じながら気分も晴れやかになるハイキングへ行ってみたくはありませんか?でも山頂や森の中に行くには沢山の道具や装備などの準備が必要で、難しく感じてしまうこともありますよね。そこで今回は、初めてでも安心してハイキングに行くことができる、基本アイテムについてご紹介します。さらにハイキングが楽しくなる便利アイテムも!
これさえあれば大丈夫!ハイキングに必要なアイテムを紹介!
ハイキングでは、標高差の少ないルートを散策します。実際には標高の高い山の上での散策路や低山のコース、森林浴など歩く環境はさまざま。まずは、ハイキングに必要な基本的なアイテムを確認していきましょう。
登山やハイキングの「三種の神器」
- トレッキングシューズ(登山靴)
- リュック
- 雨具(レインウェア)
基本的に必要なアイテム
- ウェア(動きやすい服装)
- 飲み物、水筒
- タオル
- コンパスと地図
- 帽子
- サングラス
- おやつ
- ケガをしたときの救急用品やウェットティッシュ
- ゴミ袋
気軽にいけるハイキングだからこそ、しっかり準備をして安全に楽しみたいですよね。それぞれ詳しく見ていきましょう。
ハイキングで必要な道具は?
基本的な装備について
基本的な装備はハイキングコースによって変わります。高い山のコースでは防寒具やヘッドライトなど専門的な装備が必要ですが、低山や公園の気軽にいける散策コースなら、手持ちのもので行くことができますね。時期によっては、暑さや日差しは体力を奪います。気温に注意して準備を整えないといけません。
ここではどんな山にいくことになっても必要となる道具・服装・基本の持ち物についてまとめました。
道具類について
- リュック
- トレッキングシューズ(登山靴)
- 帽子やタオル
- トレッキングポール
歩く時間が長く高い山ほど、しっかりとした装備や道具が必要になります。身体への負担を減らすためにもリュックや靴選びは重要です。また必ず必要なものではないですが、もし長時間歩くのが不安という方は身体を支える補助をしてくれるトレッキングポールを持っていると安心です。
服装について
ハイキングや登山では、急な天気の変更や気温差に耐えられるように重ね着が基本です。暑ければ脱ぎ、寒ければ着られるようにしましょう。
- 長ズボンor足首まで隠れるタイツと半ズボン
- 乾燥性に優れた化繊のシャツ
- 防寒着
汗や雨で濡れても乾きやすいウェアや、日差しと怪我などから守れる手首足首まで隠れるウェアがおすすめ。体温を急速に下げてしまわないように防寒着があると安心です。
基本的な持ち物について
- 行動食や食べ物
- お金
ハイキングや登山では、途中でバテてしまわないようにエネルギーを補給が重要です。休憩ごとに食べやすいものを持っていきましょう。また、怪我などでルート変更することもあります。無事に家に着くためにも、お金はある程度持っていくことをおすすめします。
ハイキングってどんな服装をすれば良い?
基本はベースレイヤー・ミドルレイヤー・アウターの考え方
ハイキングや登山で重要なことの1つは、汗や雨、風で体を冷やさないように気をつけることです。そのために基本的に3層で「レイヤリング」重ね着をしていきます。自分の体温と周りの気温によって調整できるように、こまめに脱ぎ着して自分の体を守りましょう。
着るものは無理に買わなくてもOK!
ウェア選びは大切ですが、初めからアウトドアメーカーで全て揃えようとすると値段も高くなり買うのも大変です。化繊のTシャツやウィンドブレーカーなど、手持ちのものがあればぜひご活用ください。運動用のジャージやシャツなど昔の運動道具も役に立つかもしれませんね。内側のタグに素材が書いてあるので確認してみて下さいね。
ハイキングのおすすめアイテム
ベースレイヤー / 靴下
- サイズ展開:S,M,L
- カラー展開:ロッソ、クルミ、チャコグレー、ストーンデニム
- 価格:1500円
キャラバン|RLドラロン・マダラックスはこんな方におすすめ
初めてトレッキングシューズを履く方におすすめ
キャラバン|RLドラロン・マダラックスの特徴
吸汗速乾性に優れ、天然系デオドラント加工の高機能ソックス。足首から履き口までをパイル編みの二重構造にすることで優しいフィット感を実現し、シューズの履き口周りも快適です。
RLドラロン・マダラックスの口コミ・コーデ
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ベースレイヤー/下着について
- サイズ展開:S,M,L,LL
- カラー展開:ブラック、パープル、CB
- 価格:5390円〜
ワコール|CW-Xスポーツブラはこんな方におすすめ
長時間のつけ心地にこだわる方におすすめ。
ワコール|CW-Xスポーツブラの特徴
ラクなつけごごちでべたつきにくく、肩部分はリュックなどを背負っても肌に負担をかけにくい設計です。吸汗速乾・汗消臭、洗濯機可能。
ワコール|CW-Xスポーツブラの口コミ・コーデ
ベースレイヤー / 肌着やシャツについて
- サイズ展開:S,M,L,XL
- カラー展開:ブラック、コーラルピンク、ピンクベージュ
- 価格:2500円+税
モンベル|ジオライン L.W. UネックTシャツはこんな方におすすめ
重ね着を楽しみたい人におすすめ
モンベル|ジオライン L.W. UネックTシャツの特徴
軽量で速乾性に優れ、夏場のウォータースポーツや、寒い季節の激しく汗をかく運動など、オールシーズン活躍します。上からTシャツの重ね着もできる広い襟周りが特徴。
モンベル|ジオライン L.W. UネックTシャツの口コミ・コーデ
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ミドルレイヤー / フリースシャツやインナーダウンなど
- サイズ展開:XS,S,M,L,XL,ゆったり,海外モデル
- カラー展開:ブルーブラック、エッグプラント、ローズ、ローズミスト、スレートバイオレット
- 価格:5400円+税
モンベル|クリマプラス100 ジャケット Women'sはこんな方におすすめ
動きやすさ重視のアクティブな人におすすめ
モンベル|クリマプラス100 ジャケット Women'sの特徴
ストレッチ性に優れているので動きやすく、速乾性と通気性を備えています。袖口には指を通すことで手の甲を暖められるサムホール付き。
モンベル|クリマプラス100 ジャケット Women'sの口コミ・コーデ
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アウター / ウィンドブレーカー、マウンテンパーカーなど
- サイズ展開:S,M,L,XL
- カラー展開:バーントオリーブ、ブラック、ピンク、ネイビー、ティングレー、レモン
- 価格:33,000円
ノースフェイス|クライムライトジャケットはこんな方におすすめ
スピードと快適さの両方を求める方におすすめ
ノースフェイス|クライムライトジャケットの特徴
風のバタつきを軽減するスリムなシルエットで、リュックを背負ったままでもラクに腕を上げることができます。軽量でハリ感のあるしっかりとした着心地です。
ノースフェイス|クライムライトジャケットの口コミ・コーデ
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ハイキングの基本中の基本!リュックと靴!
基本のアイテムはリュックと靴!お店での選び方
「リュック」と「靴」は快適に歩くために重要なアイテムです。靴はサイズがあるのはもちろん、リュックも身体の大きさや行きたい場所によって容量もサイズも変わってきます。自分の身体に一番合うものを選ぶことがポイント。店員さんに相談しながら、しっくりくるか使い心地を試して探しましょう。少しでも違和感があると、使用中に痛みがでたりするので、慎重に見極めることをおすすめします。
ハイキングのアイテム、道具編!
リュックについて
リュックを探すときに重要なポイントは大きく3つです。
- 目的にあった容量
- 自分の背中の長さと腰ベルトの位置
- ショルダーハーネス(肩のベルト)のフィット感
日帰りなら20L前後、山ご飯や防寒具が必要な場合は、少し大きめ20〜30Lを選ぶと良いでしょう。リュックは荷物の重さを肩と腰に分散させることで、体への負担を軽減してくれます。気に入ったリュックが見つかったら、お店の人にお願いして重さを入れてもらうと実際に背負った感じがわかりやすいのでおすすめです。
靴について
靴を選ぶポイントも大きく3つ。
- 自分の足の形にあっているか、フィット感
- ソールの硬さ
- 足首の固定
長時間歩くからこそ、体に負担の少ない靴を選びたいですね。ソールの硬さは足への負担を軽減します。足首まである靴は捻挫などの怪我防止に。1日で歩く距離や整備された木道を歩くのか、登山道を歩くのかなどで選ぶポイントが変わります。オールシーズン履けるものや、冬山登山用など季節での違いもあるので、初めて買う時はできるだけお店の人に相談をして購入すると良いでしょう。
安いものでも良いので準備しよう!持ち物はこれ
ハイキングは標高の高い山にも行くことがあり、天候の変化には注意が必要です。何かあったとき、安価なものでもよいので持ち物の中に入っていると安心です。ここでは最低限、用意したい持ち物について見ていきましょう。
キツイ紫外線に急な天気の変化。山に行く前に揃えて置くべき持ち物について
山の上では急に天気が変わりやすく、急に雨が降ったり晴れたりするのは当たり前。日差しや雨から守ってくれる道具が必要です。それでは、詳しく見ていきましょう。
- 雨具(レインウェア)
- 帽子
- サングラス
- 手袋
ハイキングのアイテム、持ち物編!
雨具について
急に雨が降っても、濡れて急激に体が冷えたりしないように雨具は必要です。レインウェアは、防水加工がされていて通気性が良いものを選ぶのがポイント。最近はアウトドアに特化しているワークマンのブランドFieldCoreも人気ですね。
ワークマンスポーツ徹底解説|コスパ抜群のおしゃれウェア7選!2020年版
帽子について
帽子は山では怪我の防止と日差しや紫外線から肌を守るために必要です。UV加工されたハットタイプは、日差しをしっかりと避けてくれるのでおすすめ。デザインや使い心地で選びましょう。
サングラスについて
山頂では日差しを避けてくれる木が少ない場所もあるので、サングラスも用意しましょう。大切なのはUV加工機能がしっかりとついているか否か。雑貨屋さんなどで販売しているサングラスはUVカットでないものが多いのでご注意ください。サングラスは日焼け対策にもなりますね。
手袋について
手袋は、防寒対策や怪我防止のために必要です。高低差のある登山道のルートでは、岩場を歩くことも。素手だとケガをしてしまうこともあるため、手を守るという意味でも手袋は持っていきましょう。
ハイキングのアイテム、食べ物編!
エネルギー補給に重要な食べ物。山の上で食べるご飯は一層美味しく感じますよね。ここでは食べ物を選ぶポイントや量について詳しく見ていきます。
飲み物について
- スポーツドリンク
- お茶
- 水など
3時間程度のハイキングでも最低500mlを2本ぐらいは用意しましょう。できれば塩分やミネラルを補給できるスポーツドリンクがおすすめです。また水筒を活用するのもポイント!水筒に入れて持っていくと、夏は冷たい飲み物を、冬は暖かい飲み物を楽しめますよ。
行動食について
- エナジーバー
- ナッツ類やドライフルーツ
- 飴
- ウィダインゼリー
行動食を選ぶポイントは、「高カロリー」「手軽に食べられる」「携帯しやすい」です。高い山などを登る場合はかなりエネルギーを使うため、知らずのうちに身体のエネルギーがなくなってしまい、「シャリバテ」と言われる低血糖で身体が動かなくなるということもあります。たかがおやつといわずに、念のため用意しましょう。最近は井村屋の「えいようかん」なども人気ですね。
食事について
- フリーズドライ
- インスタントラーメン
- お弁当
- 山ご飯
軽くて持ち運びしやすいフリーズドライがおすすめ。水を入れておけば完成する「リゾッタ」や「アルファ米」は人気です。最近は山でご飯を作って楽しむ人も。美味しいご飯を楽しめるように好きなものを準備をしましょう。
ハイキングのアイテム、おまけ編!
山の上や広い自然の中で楽しむハイキング。さらに楽しめるようなアイテムをご紹介します。
頂上で飲む珈琲は格別!バーナー!
おすすめは、コンパクトにできるシングルバーナー。コーヒー好きなら一度は試したい山頂での優雅な時間。ドリッパーやバーナーさえ持っていけば、どこでもコーヒーを楽しむことができます。またバーナーがあれば簡単な料理もできるので、山ご飯を楽しむ方も多いです!
遠くの景色まで一目瞭然の双眼鏡
ゆっくりと歩くハイキングだからこそ楽しめる双眼鏡。遠くの自然や鳥、動物などを見つけましょう。双眼鏡の選びポイントは倍率と口径、初心者なら6倍率くらいで口径が大きめのものが良さそうです。丹眼鏡といわれるレンズがひとつのコンパクトなものも!荷物の量と相談して最適なものを用意したいですね。
帰りのぶらり温泉派にオススメのサンダル
ハイキングや登山の後に温泉でリラックスした後に、登山靴をまた履いて帰るのも嫌なもの。そんなときはゆったりと履いて帰れるサンダルを用意しておくと良いでしょう。ビーチサンダルのようなタイプよりも、足全体を固定するタイプだと、靴下を履けるので電車の冷房が心配な方も安心です。ほかにも持ち運びが便利かどうかも選ぶポイントですよ!
鳥と会話?バードコール
木にネジを差し込んだものを回して、鳥の鳴き声を出すバードコール。ポケットにひとつバードコールがあると道中も楽しめるもの。バードコールに野生の鳥が答えてくれたらとても嬉しくなります。森の中で鳥の声を真似て、音を出してみませんか?
ザックや靴が壊れたときに安心!ダクトテープやロープ
ダクトテープとは防水性と吸着性に優れたテープです。ほかの記事ではあまりオススメすることはないのですが、この記事ではダクトテープを紹介いたします。テントや雨具が破けた時、ザックに穴が空いてしまった時、ソールが剥がれてしまった時などの補強に使えます。防水で丈夫でひとつ持っておくと安心です。災害の時なども活躍するので、もし余裕があったら持ち物リストに検討してみてください。
まとめ
基本アイテムは一度揃えておけば、次回から気軽にハイキングを楽しめます。安全に楽しめるように少しづつ準備していきましょう。行動食や山ご飯を考えるのも楽しみの1つですね。ぜひ眺めの良いハイキングルートを満喫してほしいです。