今回は「姿勢」と「ダイエット」の関係について、姿勢が悪いと太る理由や姿勢の矯正方法などを教えていただきました。
自分の姿勢やバランスについて良く知る機会になると思います!
是非、最後まで読んでいただきたい1記事となっています。
日常生活で生じたアンバランスを改善すると痩せられる!
トレーニングでどれだけ左右均等に使おうと努めていても、無意識に利き手による動きが多くなり利き手側がより強化され、左右差やアンバランスが生じます。
さらに、日常生活の中でも、階段を登るとき、ベットから起き上がる時など、脳は無意識に利き手、利き足側を優先的に動かす傾向にあります。そして、使う頻度が多くなればさらに脳神経は反射的に使う筋肉の情報処理を効率化していきます。
つまりは、日常生活でからだを使えば使うほど筋力が強化されるように、動きや発火も特定の筋肉に依存する「効率化」が強化されるということになり、これが続くことで骨格の歪み、姿勢の歪み、左右の柔軟性や筋力のアンバランスが生じていきます。
からだがアンバランスになると太りやすい
例えば、右足を捻挫してしまい数週間固定して松葉杖をついて動かさないでいると左足を使います。怪我が治った後でも、筋力や可動域の回復と合わせて適切なリハビリによる脳と神経系の改善を図らなければ左右差が生じ、バランスの取れた協調された動きが困難になります。
こうしたアンバランスによって動き辛さや体力低下、さらに代謝低下を招き、太り体質のもとにもなりかねません。
ダイエットしたい人は絶対に知っておくべき自分のアンバランス
少しでも痩せたい、健康なからだでいたいと思っている人は、自身のアンバランスや左右の筋力差を把握し、できる限り改善し、全身のあらゆる神経系、筋肉を連動した効率的な動きを実現する身体の状態を手にするべきです。
やみくもな筋トレや運動がアンバランスを悪化させる
アンバランスに気づかずに筋トレすると本来、骨格を改善し強化するためであるトレーニングによって体のバランスが余計に悪くなり、ダイエットの妨げとなり、さらにけがや痛みの原因となってしまいます。
これは、ランニングなども同様に、アンバランスな状態で運動やスポーツを行うと、本来のからだの動きが出ないために効果も上がらず、逆に苦しく痛いだけで運動が嫌になって悲しい結末を迎えてしまいます。
アンバランスに気づく5つの矯正方法
1.重心の位置
足のどこに体重がのっているか?(外側、内側、前、後ろ、左、右)
足裏の1箇所に体重が偏らないように矯正
2.骨盤の位置
骨盤が前傾、後傾していないか?
骨盤が前傾して腰が反ってしまったり、後傾してへっぴり腰になっているのを矯正
3.肩の位置
肩が前に出て猫背になっていないか?
肩を上に引き上げて後ろへ回し肩の位置を矯正
4.背骨の位置
背骨が前後左右に傾いていないか?
背骨(椎骨)一つ一つの可動域を向上して背骨の歪みを矯正
5.柔軟が嫌い
体が硬いから柔軟(ストレッチ)が苦手で嫌い?
柔軟やストレッチが嫌いな人ほどアンバランスを起こしやすい。柔軟を習慣にする。
左右の筋力を改善する方法
左右差があるからと言って弱い側のみ多くトレーニングする必要はありません。トレーニングするときは左右を分けて行うことで同じ強度回数で左右差を埋めることができます。
例えば、アームカールを行うのであれば、ダンベルで行うなど、優位な方を使いすぎてしまうことが無いように、左右別々に同じ負荷がかかるように鍛えることです。下半身であればシングルレッグスクワットやランジなどです。
代表的な種目をいくつか挙げますので参考にしてください。
1.ダンベルロー
2.シングルレッグスクワット
3.シングルレッグランジ
4.シングルレッグデッドリフト
5.シングルアームチェストプレス
6.シングルアームショルダープレス