ヨガの呼吸法で自律神経のバランスを整える!腹式呼吸#50

腹式呼吸

陰ヨガ

一つのポーズにじっくりと時間をかけ、優しくゆったりと行うことによって身体や精神の深部に働きかけていくヨガです。 

陽のエネルギーが強くなりバランスが悪くなりやすい中で生活をされている方は多いと思います。崩れたその陰と陽のバランスを調整するために陰のエネルギーを優位にしていく、リラックス効果の高いヨガです。

何事も効率よく行うには、副交感神経を高め心と身体をリラックスモードにすることが意外と大切なのです。

いつも頑張って身体を緊張させているような状態が長く続くと、精神だけでなく肉体(筋肉や臓器一つ一つ)にも緊張を与えてしまい、不調をきたしてしまうこともあるかも知れません。

激しい運動が苦手方はもちろん、普段は運動量の多い「陽」の運動やヨガを行っている方、肉体労働をされている方、緊張する場に身を置く事が多い方には特におすすめです。

腹式呼吸

副交感神経の働きが高まるなど、自律神経のバランスを整える効果が得られます。

副交感神経が働くと免疫力が高まり、脳内で気持ちを落ち着かせるセロトニンの分泌が促され、精神の安定につながります。

手順

  1. 息を吸って、丹田(おへそから指3本分くらい下)のたあたりに空気を送るイメージでお腹を膨らませる。
  2. 吐く息は、お腹を背中につけるようなイメージで薄くへこませながら長く吐き切る。
  3. 10〜15回を目安に行いましょう。

ポイント

  • 息を吸うときは、身体に新鮮なエネルギーをたくさん取り入れるイメージで吸う。
  • 息を吐くときは、古くなった不要なエネルギーを外に出し切るイメージで長く息を吐く。
  • 肩で息をしないよう、下腹部の内側を意識。

  • この記事を書いた人
白石千晶

chiaki-shiraishi

ヨガインストラクター/ヨガ指導歴8年。 ヨガの学びを深める中で「真の自分らしさ・生き方」をヨガ哲学から学び、忙しい社会の中で自分らしさや癒しを忘れてしまっている現代人に少しでも自分らしい豊かな日々を送ってほしいとの思いで自分の内面に働きかけるヨガレッスンをしています。

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