脇腹と内ももの柔軟性を高める!稲穂のポーズ(ねじった片足前屈のポーズ)#3

稲穂のポーズ

スポーツをするのに必要なのは、柔軟性です。身体がある程度柔軟でないと、動きの機敏さに影響してきたり、一つの動きでも無駄にエネルギーを消費しやすくなったり、怪我をしやすくなったりします。

スポーツを制する世界のトップアスリートたちは、この「柔軟性」をしっかりと磨くことによって選手人生を長く保っています。

みなさんも普段の生活の中で柔軟性を意識していけるとスポーツだけに限らず生活の質もより高まっていくでしょう。

稲穂のポーズ(ねじった片足前屈のポーズ)

稲穂のポーズは、脇腹と内ももの柔軟性を高めるポーズです。体側を伸ばすことで、肝臓や腎臓などの腹部組織の活性化促し、消化機系を活発にさせます。

腰から背中、肩にかけてのストレッチ効果、ハムストリングスのストレッチ効果。また、手の指先の方までしっかり意識を向けるので、気の循環を強く感じられるでしょう。背中、肩と来たので、今度は体側から下半身に向けていきましょう。

手順

  1. あぐらの状態からまず右足だけを横に開きます。(開脚の幅は人それぞれですが、なるべく腿の内側が気持ちよく伸びる程度まで開いてください)
  2. 右手の平を腿の上に置き、かかとは外側に蹴り出しておきます。
  3. 吸う息で背筋を伸ばし、吐きながら状態を右に倒していきます。(斜め前ではなく真横に倒れるように意識しましょう。)
  4. 次の吸う息で左腕を持ち上げ、吐きながらさらに右に状態を倒していきます。
  5. 左腕の指先は頭頂の方向へ伸び、胸を開いて左腕越し天井を覗いていきましょう。(ここで3〜5呼吸)
  6. 戻るときは、左手の指先に引っ張られるようにして起き上がります。

※片足が終わったら、きちんと柔軟性のバランスをとるためにもう片方の足も必ず行ってくださいね。

ポイント

  • 脚を横に開くと腰が後ろに落ちてしまい背中が丸まってしまう方は、背中を壁につけて行うと良いでしょう。
  • 膝裏を伸ばすことが難しい方は多少膝を曲げていても大丈夫です。
  • 上半身を真横に倒したときに、手の指先が足の指につかなくても、動画のようにうまく倒れなくても気にせず、目を瞑って自分が気持ちよく伸びていると感じるところでキープしてください。(倒れる角度は関係ありません)
  • 背中が丸まらないこと。足の指先が内側におちてこないこと。
  • 伸ばしている体側に空間をつくっていくようなイメージで、体側に呼吸を送っていく。
  • 横に倒れるというよりも、坐骨と指先とで引っ張り合うように意識し、コアもしっかり保ちます。
  • 挙げた手の小指の方へ意識を向けると、より循環を感じられるかもしれません。
  • この記事を書いた人
白石千晶

chiaki-shiraishi

ヨガインストラクター/ヨガ指導歴8年。 ヨガの学びを深める中で「真の自分らしさ・生き方」をヨガ哲学から学び、忙しい社会の中で自分らしさや癒しを忘れてしまっている現代人に少しでも自分らしい豊かな日々を送ってほしいとの思いで自分の内面に働きかけるヨガレッスンをしています。

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