肩甲骨を動かして肩こり解消!肩甲骨をほぐす動き#10

肩甲骨をほぐす動き

スポーツをするのに必要なのは、柔軟性です。身体がある程度柔軟でないと、動きの機敏さに影響してきたり、一つの動きでも無駄にエネルギーを消費しやすくなったり、怪我をしやすくなったりします。

スポーツを制する世界のトップアスリートたちは、この「柔軟性」をしっかりと磨くことによって選手人生を長く保っています。みなさんも普段の生活の中で柔軟性を意識していけるとスポーツだけに限らず生活の質もより高まっていくでしょう。

肩甲骨をほぐす動き

現代人に一番多い不調は、肩凝りです。病気とまでならなくても、同じ姿勢を続けていたり悪い姿勢でいたりして軽く肩が凝るということはほとんどの人が味わったことがあるのではないでしょうか?

肩甲骨が硬いと、肩甲骨の周りにある筋肉や首の筋肉が常に引っ張られている状態なので肩こりや首のこりを発症してしまいます。

肩甲骨をほぐすと、背中と同様、代謝を上げてくれる効果もありますので常に柔らかく保つことをお勧めします。

手順

  1. 両手の指先を胸元で組み、吸う息でその腕を上に持ち上げる。大きく伸びをする。
  2. 吐く息で手のひらを後頭部に添える。
  3. 吸う息で胸を開く。
  4. 吐いて軽く緩める。
  5. もう一度吸う息で腕を上に持ち上げ、両手のひらを前に向けたら吐きながら肘を後ろに引くように意識して肩から回していく。
  6. 胸は開いたまま、肘を胸から遠ざけるように指先を下に下ろす。(動画では2回ですが、3〜5回行ってみましょう)

ポイント

  • 腕を回したとき、肩甲骨を後ろで寄せながら回す。
  • 腕を回すよりも、肩甲骨から動かすような意識。
  • 肋骨も大きく開いて、胸の奥にある胸骨を剥き出しにするようなイメージで胸を開く。
  • 肘を思い切り後ろに引こうと思うと頭が前に傾いて肩の可動域が狭まるため、顔はあげておく。
  • この記事を書いた人
白石千晶

chiaki-shiraishi

ヨガインストラクター/ヨガ指導歴8年。 ヨガの学びを深める中で「真の自分らしさ・生き方」をヨガ哲学から学び、忙しい社会の中で自分らしさや癒しを忘れてしまっている現代人に少しでも自分らしい豊かな日々を送ってほしいとの思いで自分の内面に働きかけるヨガレッスンをしています。

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