1日3分で済む魔法の美脚磨き！シングルレッグデッドリフト｜1min Shape＃32

1minute shapeシリーズでは、1日1分でできるシェイプアップ運動を発信しています。

第32回は短期間で美脚を作るトレーニングのシングルレッグデッドリフトです。

1 今日のトレーニング: シングルレッグデッドリフト
2 やみくもに筋トレすると脚は太くなっってしまう
3 鍛えるのが難しいハムストリングがカギだった！
4 ひざの痛み、腰痛改善にも脚の後ろ側を鍛えよう
5 記事の筆者

今日のトレーニング: シングルレッグデッドリフト

※音が出ます。ご注意ください。

シングルレッグデッドリフトのやり方

両足を合わせ、両手はからだの横につけて姿勢よく立ちます。
上体を前に倒して左足を後方へ上げ、左手を前方へ伸ばします。
左足と左手が地面に平行になるように上体を倒して左手足をまっすぐ伸ばします。
元の位置に戻して動きを繰り返します。

左右各30秒✖️3セット

シングルレッグデッドリフトはバランス感覚も養える美脚魔法のトレーニング

美しく立ち、かっこよく歩くには筋力の他にバランス感覚が欠かせません。シングルレッグデッドリフトの利点の一つは、足裏からお尻までを連動して身体のバランス感覚を鍛えることができるところです。

前後の筋力バランスが整うことで、歩き方が自ずとスムーズになり、より颯爽と歩くことができるようになります。

加えて手をキレイに真っ直ぐ伸ばす動作で、体幹、肩甲骨や指先までの全身運動となり、体性感覚を刺激します。

脚の後ろがしっかりと働き、日常的に機能するとむくみの原因にもなるふくらはぎや足底筋の硬化を防ぎ、血行促進や可動域の向上といった効果も期待でき、まさに美脚のためのトレーニングです。

やみくもに筋トレすると脚は太くなっってしまう

女性,マッチョ,ムキムキ

脚を細く引き締めたいと筋トレに励む人は多いですが、筋トレ種目の多くは太ももの前面を鍛える種目ばかり。

もともとからだの構造上、太ももは前の方が筋肉が大きく強くなりやすいので、正しくトレーニングしていても、見た目に太くなる一方で、引き締められないことは間々あるものです。

鍛えるのが難しいハムストリングがカギだった！

太もも

スラット伸びて見える脚を手に入れるには、もも裏にあるハムストリングと呼ばれる筋肉を鍛えて、脚の筋肉バランスを整える必要があります。

しかし、美しく、健康的になるためには、単にハムストリングを鍛えるのではなく、お尻、もも裏、ひざ裏、ふくらはぎ、そして足裏と、脚の後ろ側全体を連動させて働くことを覚えさせて、鍛える必要があります。

ひざの痛み、腰痛改善にも脚の後ろ側を鍛えよう

太もも,裏

ハムストリングを鍛えるときによく行われる種目がレッグカールと呼ばれる、ひざを曲げる運動ですが、これでは脚の後ろを連動させた動きにはなりませんので、美脚効果は薄くなります。

ハムストリングという筋肉はもも裏にあるとは言っても、実はお尻からふくらはぎまでのびている長い筋肉群です。ひざを曲げるだけの筋肉ではなく、上体をかがめて前屈するときや後屈するとき、立っているときに姿勢よく背筋を伸ばすときにも働く筋肉です。したがって、ハムストリングが健全でしっかりと働かないと、ひざ痛、腰痛、骨盤の歪み

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記事の筆者

小山先生

小山　啓太

トレーナー歴20年。NATA-ATC。2020年よりエビジムのトレーナーに。

1978年1月22日生まれ。北海道札幌市出身。立正大学法学部を卒業後アメリカに渡り、エンポリア州立大学大学院スポーツ医科学専攻課程と、セントラルミシガン大学大学院運動科学専攻課程を修了。オリンピック選手やプロのアスリートのトレーナーとして活躍。障害者スポーツについて学び、帰国後は群馬大学にて教鞭を取り、運動と脳の働きを研究。２０１８年英国ケンブリッジ大学での世界教育会議にて最優秀研究発表賞受賞。プロアスリート、モデルや芸能人から一般の方まで幅広く正しい体の使い方、運動法や生活習慣の指導を行っている。

体や脳、運動に関する著書も多数執筆。『0歳からのボール遊び運動 "投げる"が脳と体を育む』『野球選手のTHE肉体改造』『現代社会のスポーツ総合学 1―スポーツとともに生きるエキスパート達の提言 (グリーンブックレット)』他