カマトカラアーサナの軽減法!アルダマンダラーサナ#93

アルダマンダラーサナ

ヨガのアーサナは、完成させるまでの過程の中でポーズを維持している間に内に集中しながらもいかに身体の外へと拡張していけるか?というところがとても大切な部分です。

運動量や、難易度が高い低いは関係なく、どんなポーズにも同じことが言えます。全てを丁寧にやるとはそういうことなので、その日その時の身体や心のコンディションなど自分の内に意識を向け繊細に感じることができていれば、「このアーサナ飽きた」ということにはなりません。

今回は、特に経絡や経穴を意識したアーサナを行います。

サンスクリット語のヨガ用語でナディとも呼ばれたりしますが、人間の身体には、臓器一つ一つに繋がる気の流れ道があります。大気中のプラーナを身体に入れていき、それを、手や足、どの経路に送るかといった作業を行います。

その気の流れ道を活発にさせることで、エネルギーが高まってくる感覚を感じたり、落ち着きが取り戻せたり、時間がゆっくり流れる感覚になったりと様々な効果効能を感じますが、どんなかたちで現れるかは様々です。結果にこだわらずに、呼吸に意識を向けているかどうかが、結果的に大きな差をうむでしょう。

アルダマンダラーサナ

アルダマンダラーサナは『半円のポーズ』とも呼ばれています。

前回行った、カマトカラアーサナの軽減法としても使えるポーズです。カマトカラアーサナで伸ばした身体の前面よりも体側の伸びに特化していますが、身体のどこに意識を向けるかで効果効能も変わってきます。

全身を使うことにより、全身のむくみの改善・予防下半身の引き締め集中力アップなどが期待できると言われています。

手順

  1. 四つん這いになり、左足を後ろに引いて足の指先を床につけます。
  2. 右足を右側に開いて右足の指先を床につけることで身体の前面が左の方向に向きます。
  3. 左足の足裏を床につけたら、吸う息で左腕を頭上の方向へ回し上げていきます。左腕越し天井を除いてホールド。
  4. 腕や上半身に重心がかかりやすいので左足裏や腿の外側、脛の外側、鼠蹊部まで意識を置いてマットを踏みしめます。
  5. 伸びている体側に呼吸を送ります。
  6. 胸を大きく開き、左手の親指が後ろの壁の方へ近づくようにイメージすると、体側から身体の前面の方へ伸びが深まります。
  7. 戻るときは、腕を元の場所に下ろし、右足指先を後ろに戻したら膝を揃えてチャイルドポーズ。
  8. ゆっくり起き上がってきます。

ポイント

  • 身体の側面を意識し、足と手で上下に伸ばすのを意識するか、骨盤を押し出すのを意識するかで伸びる部分が少し変わってきます。
  • どちらも同時に意識して行えるとなお良いでしょう。
  • この記事を書いた人
白石千晶

chiaki-shiraishi

ヨガインストラクター/ヨガ指導歴8年。 ヨガの学びを深める中で「真の自分らしさ・生き方」をヨガ哲学から学び、忙しい社会の中で自分らしさや癒しを忘れてしまっている現代人に少しでも自分らしい豊かな日々を送ってほしいとの思いで自分の内面に働きかけるヨガレッスンをしています。

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