姿勢を美しくしたい!コブラのポーズ#73

コブラのポーズ

初心者向けのメジャーなポーズシリーズ

みなさんは、「ヨガ」と聞いてどんなものを思い浮かべますか?

瞑想、呼吸法、リラクゼーション、身体が柔軟な人がやっているもの・・・

または、「ヨガは女性がするもの」「美へのこだわりがある人がやるもの」という印象を持っている人も多いかもしれません。

しかしヨガの本質を知ると、それが全く違うものだということが分かってしまいます。

ヨガは、ただポーズをとるもの・運動ではありません。身体の柔らかさも、綺麗かどうかも関係なく、何歳からでも始められます。頑張るものでもないですし、ポーズがキレイにとれることが目的でもありません。

ではヨガとは一体、どんなものなのでしょうか?

ヨガは、"苦痛からの解放=快適で安定した心を作ること"にあります。ポーズの完成にとらわれることなくその完成形までのプロセスを楽しみながら、導き出される体と心の状態を感じる。良い悪いの判断をせずにそのまま感じることです。

カラダと心は繋がっているので、アーサナの練習をくり返す中でその両方が徐々に解放されていく心地良さにフォーカスしていきます。

「あるがままの自分に繋がる=ヨガ」ということです。身体や心、脳の癖は変えることができます。

かなりシンプルなポーズでも、ただ何も考えずその時に意識を置き、日々練習を繰り返すだけで自然と変わっています。いつか身体と心が一体化しているのが感じられて、真の心地良さに気付けるようになるでしょう。

コブラのポーズ

胸や身体の前面を伸ばして気持ちを前向きにしてくれるポーズです。

背筋を使って上半身を持ち上げ、背中の筋肉を強化していきます。そのため、背筋の強化、美姿勢などに効果的なポーズです。

手順

  1. うつ伏せに寝て足を腰幅に。手のひらは胸の横に置きます。
  2. 額を床につけて、吐く息で肩甲骨を引き肩の力を抜きます。
  3. 次の吸う息で手で床を押しながら上半身を逸らしていきましょう。
  4. 肘を軽く緩めて肩のすくみを無くします。
  5. 両方の肩甲骨の間から胸を前に押し出すイメージ。
  6. 目線は前方or少しだけ上を見上げる。
  7. 3〜5呼吸ホールド
  8. 吐く息で上半身を床に下ろし、両腕を解放。
  9. 頬を床に着けてリラックス。

ポイント

  • 身体をそったときに、腰ではなく背中に意識を向ける。上半身を持ち上げすぎると腰を折る動きになってしまい腰が反り負担がかかりやすいので、背中を意識し、胸を前方に押し出すようにイメージすると良い。
  • 下半身の力は抜きます。
  • 踵は外に向かないように、足のつけ根からつま先まで、まっすぐなラインを保ちます。
  • このラインを安定させることでポーズの土台ができ、上半身が無理なく起こすことができます。
  • 首や肩周りにスペースをつくり、気持ちいい呼吸をしていきましょう。

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  • この記事を書いた人
白石千晶

chiaki-shiraishi

ヨガインストラクター/ヨガ指導歴8年。 ヨガの学びを深める中で「真の自分らしさ・生き方」をヨガ哲学から学び、忙しい社会の中で自分らしさや癒しを忘れてしまっている現代人に少しでも自分らしい豊かな日々を送ってほしいとの思いで自分の内面に働きかけるヨガレッスンをしています。

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