骨盤調整におすすめ!牛面のポーズ(前屈バージョン)#53

牛面のポーズ(前屈)

陰ヨガ

一つのポーズにじっくりと時間をかけ、優しくゆったりと行うことによって身体や精神の深部に働きかけていくヨガです。 

陽のエネルギーが強くなりバランスが悪くなりやすい中で生活をされている方は多いと思います。

崩れたその陰と陽のバランスを調整するために陰のエネルギーを優位にしていく、リラックス効果の高いヨガです。何事も効率よく行うには、副交感神経を高め心と身体をリラックスモードにすることが意外と大切なのです。

いつも頑張って身体を緊張させているような状態が長く続くと、精神だけでなく肉体(筋肉や臓器一つ一つ)にも緊張を与えてしまい、不調をきたしてしまうこともあるかも知れません。

激しい運動が苦手方はもちろん、普段は運動量の多い「陽」の運動やヨガを行っている方、肉体労働をされている方、緊張する場に身を置く事が多い方には特におすすめです。※陰ヨガなので、バリエーションを変えたポーズもいくつか行います。

牛面のポーズ(前屈バージョン)

骨盤まわりをストレッチすることで盤調整に役立つポーズです。

通常の牛面のポーズは、下半身だけでなく上半身の方から腕にも効かせて全身に聞かせていくポーズですが、今回は下半身にだけじっくりとアプローチしていきます。

手順

  1. 両脚を伸ばして、右足を左足に掛ける。
  2. 足の甲は寝かせる。
  3. 左足も右側に回して踵をお尻の横に置いていきます。(辛ければ下の方の足を伸ばした状態でok)
  4. 両膝を内側に寄せ合い、両方の座骨を均等に床に乗せる。
  5. 手を前につきながらゆっくりと前屈できるところまで前に状態を倒していく。
  6. 腰や股関節が辛いと感じる場合は、肘の下にブランケットやブロックなど高さが出るものを置いて緩和させましょう。(ここでホールド)
  7. 戻るときは手で床を押しながら上半身を起こし、両脚を片方ずつゆっくり解放する。

ポイント

  • 骨盤が後ろに傾いていると逆に腰を痛めるかもしれないので、折りたたんだブランケットやボルスターを使って坐骨の下に置き坐骨の高さを均等にしましょう。
  • この記事を書いた人
白石千晶

chiaki-shiraishi

ヨガインストラクター/ヨガ指導歴8年。 ヨガの学びを深める中で「真の自分らしさ・生き方」をヨガ哲学から学び、忙しい社会の中で自分らしさや癒しを忘れてしまっている現代人に少しでも自分らしい豊かな日々を送ってほしいとの思いで自分の内面に働きかけるヨガレッスンをしています。

-Today's Yoga, ヨガ
-, , ,

© 2024 Vells-ヴェルス