股関節の柔軟で下半身の血行促進!バタフライのポーズ#54

バタフライのポーズ

陰ヨガ

一つのポーズをじっくりと優しく、時間をかけて行うことによって身体や精神の深部に働きかけていくヨガです。 陽のエネルギーが強くなりバランスが悪くなりやすい中で生活されている方は多いと思います。

崩れたその陰と陽のバランスを調整するために陰のエネルギーを優位にしていく、リラックス効果の高いヨガです。筋力強化や美容目的など、運動量の多い「陽」のヨガを行っている方にもおすすめです。

バタフライのポーズ

股関節外旋を深めて股関節を柔軟にし、下半身の血行促進、坐骨神経痛の緩和にも効果的。

陰ヨガでのバタフライは関節の深部にアプローチしていくので、肝臓や腎臓などの経路をクリアにしていく効果があります。

手順

  1. 両膝を立てて、左右に膝を開いて、両腕を足の前方へ置きます。(これが通常のバタフライになります。)
  2. もう少しお尻の伸びを深められそうな方は、膝と踵(脛の部分)がマットの線と並行になるように置きます。
  3. その足の上にもう片方の足を置きます。(下の足の内膝の上に外くるぶしを置き、内くるぶしの上に膝の外側を置くようにして足で3角形をつくる。)
  4. 左右やりやすい方があるので、両肘を足の前に置きます。
  5. 前屈が辛い方は肘のところにブランケットやブロックなど、何か高さが出るものを置いてもOK
  6. 首の後ろに力が入りそうであれば、両手のひらを合掌して親指を額に当てて頭を軽く支えます。(ここでホールド)
  7. 戻るときは状態を起こして足をゆっくりと解放しましょう。

ポイント

  • 今回はバリエーションを加えていきますが、少しでも辛さや痛み、違和感を感じたら通常のバタフライに戻るようにしましょう。負荷がよりかかるからといって必ずそれが良いものとは限りません。
  • 3分以上長時間ホールドするため、筋肉や関節に負担のかからないように自己調整しましょう。

 

 

  • この記事を書いた人
白石千晶

chiaki-shiraishi

ヨガインストラクター/ヨガ指導歴8年。 ヨガの学びを深める中で「真の自分らしさ・生き方」をヨガ哲学から学び、忙しい社会の中で自分らしさや癒しを忘れてしまっている現代人に少しでも自分らしい豊かな日々を送ってほしいとの思いで自分の内面に働きかけるヨガレッスンをしています。

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