内臓の働きを高める効果!捻った三角のポーズ(パリブルッタトリコナアーサナ)#86

捻った三角のポーズ

ヨガを日常化されている方も、ヨガにまだ慣れていない方でも行うことのできるポーズは沢山あります。

たまに難易度の高いポーズを行なっているヨギーを見ることがありませんか?

もちろんヨガのアーサナの中には練習を何度も重ねても難しいと感じるポーズが沢山あります。

しかし、大切なのは難易度や完成形ではなくそのポーズを完成させるまでの過程。そして、維持している間、内に集中しながらもいかに身体の中から拡張していけるか?というところです。

運動量や難易度が高ければ身体がほぐれるとか、中身があるというわけではなく、どんなシンプルなポーズにも身体に変化や気づきを与えるポイントが必ずあります。アーサナが簡単にとれるようになってきた!と思ったときこそ、難易度の低いアーサナを丁寧に行なってみましょう。

捻った三角のポーズ(パリブルッタトリコナアーサナ)

三角のポーズにねじりを加えたポーズです。身体を大きく捻るため、内臓の働きを高める効果があります。

ねじりの効果でお腹周りを引き締めたり、内臓を活発にすることで毒素を排出する。

手順

  1. 足を揃えて前の方に立ち、右足を大きく後ろに引く。
  2. 両腕を前後に伸ばしたら、吐く息で前方に左腕が引っ張られるように上半身をスライドさせていきます。そのまま前の手を床に下ろし、右腕は天井方向へ伸ばします。
  3. 次に左腕も床に下ろし、次の吸う息で身体を左にツイストしながら左腕を天井に伸ばしていきます。
  4. 尾骨を後ろに引き、頭頂を前に伸ばし背中の丸みを解消したらツイストを深めていきます。
  5. 3〜5呼吸ホールド。
  6. 戻るときは上の腕を床に下ろし、両足を前で揃えたらゆっくりとロールアップ。

ポイント

  • 手を床に下ろした時に膝が緩んだり背中が丸まってしまう場合は、手を脛のあたりに置きラクにツイスト出来るようにする。
  • ツイストした方向とは反対の方向(斜め後ろ)にお尻が偏りやすいので尾骨と頭頂とで前後に伸ばすことを意識。
  • この記事を書いた人
白石千晶

chiaki-shiraishi

ヨガインストラクター/ヨガ指導歴8年。 ヨガの学びを深める中で「真の自分らしさ・生き方」をヨガ哲学から学び、忙しい社会の中で自分らしさや癒しを忘れてしまっている現代人に少しでも自分らしい豊かな日々を送ってほしいとの思いで自分の内面に働きかけるヨガレッスンをしています。

-Today's Yoga, ヨガ
-, , ,

© 2024 Vells-ヴェルス