デスクワークの腰の疲れにはコレ!胎児のポーズ(ガス抜きのポーズ)#67

胎児のポーズ(ガス抜きのポーズ)

初心者向けのメジャーなポーズシリーズ

みなさんは、「ヨガ」と聞いてどんなものを思い浮かべますか?

瞑想、呼吸法、リラクゼーション、身体が柔軟な人がやっているもの・・・

または、「ヨガは女性がするもの」「美へのこだわりがある人がやるもの」という印象を持っている人も多いかもしれません。

しかしヨガの本質を知ると、それが全く違うものだということが分かってしまいます。

ヨガは、ただポーズをとるもの・運動ではありません。身体の柔らかさも、綺麗かどうかも関係なく、何歳からでも始められます。頑張るものでもないですし、ポーズがキレイにとれることが目的でもありません。

ではヨガとは一体、どんなものなのでしょうか?

ヨガは、"苦痛からの解放=快適で安定した心を作ること"にあります。ポーズの完成にとらわれることなくその完成形までのプロセスを楽しみながら、導き出される体と心の状態を感じる。良い悪いの判断をせずにそのまま感じることです。

カラダと心は繋がっているので、アーサナの練習をくり返す中でその両方が徐々に解放されていく心地良さにフォーカスしていきます。

「あるがままの自分に繋がる=ヨガ」ということです。身体や心、脳の癖は変えることができます。

かなりシンプルなポーズでも、ただ何も考えずその時に意識を置き、日々練習を繰り返すだけで自然と変わっています。

いつか身体と心が一体化しているのが感じられて、真の心地良さに気付けるようになるでしょう。

胎児のポーズ(ガス抜きのポーズ)

通常「胎児のポーズ」というと、チャイルドポーズや丸まって横に寝るポーズを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、仰向けのバージョンもあります。

胎児がお母さんのお腹の中にいた頃のリラックスしたポーズです。腰の疲れを解消し、お腹の脂肪燃焼に繋がる効果やお通じを良くしていく効果があります。

手順

  1. 仰向けになり、両膝を抱えます。
  2. 息を吐きながら抱えた膝を胸の方へ近づけます。
  3. 吸って緩めてを繰り返す。3〜5呼吸。
  4. 戻るときは足を軽く緩めて左右に体を揺らし、横になります。
  5. 完全に脱力してしまい、頭が最後になるようゆっくりおきあがってきましょう。

ポイント

  • 膝を抱えたときに、肘同士を掴むと抱えやすくなり、より下半身に圧を感じられます。
  • また首や肩、お腹の力を抜いておき、吐く息でお腹が薄くなっていく感覚を感じましょう。
  • 動画では「吸って緩めてを繰り返す」までですが、膝を胸の方へ抱えたときに頭を起こして膝に顔を近づけてもOK。そうすることにより首の後ろから肩にかけてもアプローチできます。
  • この記事を書いた人
白石千晶

chiaki-shiraishi

ヨガインストラクター/ヨガ指導歴8年。 ヨガの学びを深める中で「真の自分らしさ・生き方」をヨガ哲学から学び、忙しい社会の中で自分らしさや癒しを忘れてしまっている現代人に少しでも自分らしい豊かな日々を送ってほしいとの思いで自分の内面に働きかけるヨガレッスンをしています。

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