1minute shapeシリーズでは、1日1分でできるシェイプアップ運動を発信しています。
第44回は太もも裏を緩めて足痩せです。
今日のトレーニング:パイクアッププランク
※音が出ます。ご注意ください。
パイクアッププランクのやり方
- 腕立て伏せの姿勢になります。
- ひざをなるべく曲げずに頭の方向へ歩きます。
- ひざを真っ直ぐ保てる位置まできたらゆっくり元に戻ります。
- これを1分間繰り返す
太もも裏の動きを良くして代謝をあげよう
ハムストリング(太もも裏)のストレッチは比較的に簡単でポピュラーな運動の一つです。長座でひざを曲げずにつま先へ手を伸ばす運動や、開脚で片足の方へ上体を倒す運動などが主なものでしょう。
プランクの正しい姿勢で体幹を鍛えながら、硬くなりやすいハムストリングを緩めることで、動きやすいからだ、痩せやすい下半身を手に入れる手助けとなります。
太もも裏の大きな筋肉群が動きやすくなれば、お尻、太ももなどがより活発に働けるようになり、基礎代謝も上がりやすくなります。
ストレッチ、柔軟体操はどうも苦手という人は、ぜひともトライしてみてください。習慣的に行えば、むくみや腰痛改善にも効果が期待できます。
疲れややすい、下半身太りの原因はハムストリングの硬さにあり!?
姿勢が悪かったり、骨盤骨格が歪んでいたり、デスクワークなどで座っている時間が長いと太ももの裏側の筋肉群、ハムストリングが硬くなります。ハムストリングが硬くなると、立っているときも歩くときも姿勢を正しく保てず、動きも悪くなり、疲れやすくなります。また、腰痛やひざ痛の原因にもなります。
さらに、ハムストリングが硬くなることで太もも前後の筋バランスが崩れ、前ももが太くなり、むくみも助長され、見た目にも太い足の原因になりかねません。
姿勢も良くなり疲れにくいからだになる
日常的に運動不足になるとハムストリングは硬くなります。ランニングやジョギングだけではなく、筋トレは疲れにくからだを作り、本来の健全な状態に整え、骨格の歪みを改善する一つの有効な手段です。
自宅であっても、正しい方法で習慣的に筋肉を鍛えることで、キレイなからだや疲れにくいからだを作ることができるのです。
記事の筆者
小山 啓太
トレーナー歴20年。NATA-ATC。2020年よりエビジムのトレーナーに。
1978年1月22日生まれ。北海道札幌市出身。立正大学法学部を卒業後アメリカに渡り、エンポリア州立大学大学院スポーツ医科学専攻課程と、セントラルミシガン大学大学院運動科学専攻課程を修了。オリンピック選手やプロのアスリートのトレーナーとして活躍。障害者スポーツについて学び、帰国後は群馬大学にて教鞭を取り、運動と脳の働きを研究。2018年英国ケンブリッジ大学での世界教育会議にて最優秀研究発表賞受賞。プロアスリート、モデルや芸能人から一般の方まで幅広く正しい体の使い方、運動法や生活習慣の指導を行っている。
体や脳、運動に関する著書も多数執筆。『0歳からのボール遊び運動 "投げる"が脳と体を育む』『野球選手のTHE肉体改造』『現代社会のスポーツ総合学 1―スポーツとともに生きるエキスパート達の提言 (グリーンブックレット)』他
1minute shapeシリーズ
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