陰ヨガ
一つのポーズにじっくりと時間をかけ、優しくゆったりと行うことによって身体や精神の深部に働きかけていくヨガです。
陽のエネルギーが強くなりバランスが悪くなりやすい中で生活をされている方は多いと思います。
崩れたその陰と陽のバランスを調整するために陰のエネルギーを優位にしていく、リラックス効果の高いヨガです。何事も効率よく行うには、副交感神経を高め心と身体をリラックスモードにすることが意外と大切なのです。
いつも頑張って身体を緊張させているような状態が長く続くと、精神だけでなく肉体(筋肉や臓器一つ一つ)にも緊張を与えてしまい、不調をきたしてしまうこともあるかも知れません。
激しい運動が苦手方はもちろん、普段は運動量の多い「陽」の運動やヨガを行っている方、肉体労働をされている方、緊張する場に身を置く事が多い方には特におすすめです。
バナナのポーズ
体側やウエスト周りを伸ばして緩めていくポーズ。体側をストレッチすることで肝臓を刺激していく効果かがあります。
布団の上でも出来るので朝起きた時や夜寝る前にするのもおすすめです。
手順
- 仰向けに寝て両腕をバンザイし、左手で右の手首を掴む。
- 両腕両脚を左へ運び(腕は斜め上、足は斜め下)右の体側を伸ばす。
- 右足首を左足首の上に乗せてみると伸びが深まります。
- 角度は、その時の自分にとってベストの伸び、ここだと思う部分に心地よい伸びが感じられ、楽にそこにとどまれる体勢を探す。
- 自然な呼吸と体の重みと時間に身体を委ねて3分程度呼吸を続ける。
- 戻るときは息を吐きながら手足を戻す。
- 手足を解放し、ポーズから解放された体の感覚を味わう。
- 忘れずに逆側も行いましょう。
ポイント
- 伸ばされている体側、腰の方へ呼吸を入れていくようなイメージで呼吸を繰り返す。