ヨガの呼吸法で集中力を研ぎ澄ます!クンバカ#49

クンバカ

陰ヨガ

一つのポーズにじっくりと時間をかけ、優しくゆったりと行うことによって身体や精神の深部に働きかけていくヨガです。 

陽のエネルギーが強くなりバランスが悪くなりやすい中で生活をされている方は多いと思います。崩れたその陰と陽のバランスを調整するために陰のエネルギーを優位にしていく、リラックス効果の高いヨガです。

何事も効率よく行うには、副交感神経を高め心と身体をリラックスモードにすることが意外と大切なのです。

いつも頑張って身体を緊張させているような状態が長く続くと、精神だけでなく肉体(筋肉や臓器一つ一つ)にも緊張を与えてしまい、不調をきたしてしまうこともあるかも知れません。

激しい運動が苦手方はもちろん、普段は運動量の多い「陽」の運動やヨガを行っている方、肉体労働をされている方、緊張する場に身を置く事が多い方には特におすすめです。

クンバカ

吸う息と吐く息の間に、息を止める動作を入れます。息を止めている間は、心も止まり精神が安定していることを意味します。

息を止めることで、何か問題が生じても動じない精神を作ることができることから、このチャンス呼吸法が広まりました。

息を止めることで、集中力が研ぎ澄まされるのがクンバカ呼吸法です。太陽の呼吸法のように片方の鼻を抑えて行うのが主流ですが、まず慣れるまでは呼吸のみで感覚を掴みましょう。

手順

  1. 4カウントで息を吸って、4カウント止める。
  2. 4カウントで吐き切る。
  3. 通常は4カウントで息を吸い、16カウント止めて8カウントで吐き切りますが、上級者向けなので最初は全て4〜5カウントずつをお勧めします。
  4. 最初はこれを10セットくらいを目安に行いましょう。

ポイント

  • 止めている間は、止めた息で身体中隅々に広がり満たされていくような感覚。
  • この記事を書いた人
白石千晶

chiaki-shiraishi

ヨガインストラクター/ヨガ指導歴8年。 ヨガの学びを深める中で「真の自分らしさ・生き方」をヨガ哲学から学び、忙しい社会の中で自分らしさや癒しを忘れてしまっている現代人に少しでも自分らしい豊かな日々を送ってほしいとの思いで自分の内面に働きかけるヨガレッスンをしています。

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