ヨガの休憩ポーズとして!チャイルドポーズ#55

チャイルドポーズ

陰ヨガ

一つのポーズにじっくりと時間をかけ、優しくゆったりと行うことによって身体や精神の深部に働きかけていくヨガです。 

陽のエネルギーが強くなりバランスが悪くなりやすい中で生活をされている方は多いと思います。

崩れたその陰と陽のバランスを調整するために陰のエネルギーを優位にしていく、リラックス効果の高いヨガです。何事も効率よく行うには、副交感神経を高め心と身体をリラックスモードにすることが意外と大切なのです。

いつも頑張って身体を緊張させているような状態が長く続くと、精神だけでなく肉体(筋肉や臓器一つ一つ)にも緊張を与えてしまい、不調をきたしてしまうこともあるかも知れません。

激しい運動が苦手方はもちろん、普段は運動量の多い「陽」の運動やヨガを行っている方、肉体労働をされている方、緊張する場に身を置く事が多い方には特におすすめです。

チャイルドポーズ

休憩のポーズとして使われることが多いチャイルドポーズ。腰周りをよく使った後に、緊張をほぐしてあげるために取り入れたりもします。

手順

  1. 正座になり両足を軽く開く。
    (閉じたままでも良いですが、お腹が苦しくなる場合は足を軽めに広げて足と足の間にお腹を入れるようにしましょう。)
  2. 首や肩の力は抜き、背中や腰は柔らかく保つ。
  3. 体の重さに身を任せるようにリラックする。
  4. その間にお腹をそっと置くようにし、両腕を頭の方向へまっすぐ伸ばす。
  5. 姿勢はそのまま、3〜5分ホールド。
  6. 戻ってくるときはロールアップする。

ポイント

  • 背中をゆるめて軽く丸みを帯びておくのがポイント。無理に背中を伸ばそうとせずに緊張しないよう柔らかくしておきましょう。
  • 肘は伸ばしておいても良いが肩の力を抜く。
  • 肩、首周りが違和感を感じたり腕が疲れた場合は腕を足の方へ伸ばし肩の力みを抜く。
  • 腿の筋肉が張る、または、膝に違和感や痛みがある方は、お尻がかかとから浮くことがあります。
    その場合、ブランケットやタオルをお尻とふくらはぎの間に挟み高さをつけましょう。
  • 太ももにお腹が当たって違和感や苦しさを感じる場合は、お腹と顔の下にボルスターを置きましょう。

 

  • この記事を書いた人
白石千晶

chiaki-shiraishi

ヨガインストラクター/ヨガ指導歴8年。 ヨガの学びを深める中で「真の自分らしさ・生き方」をヨガ哲学から学び、忙しい社会の中で自分らしさや癒しを忘れてしまっている現代人に少しでも自分らしい豊かな日々を送ってほしいとの思いで自分の内面に働きかけるヨガレッスンをしています。

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