上半身の柔軟性!ヴィラバドラアーサナ#100

ヴィラバドラアーサナ

ヨガのアーサナは、完成させるまでの過程の中でポーズを維持している間に内に集中しながらもいかに身体の外へと拡張していけるか?というところがとても大切な部分です。

運動量や、難易度が高い低いは関係なく、どんなポーズにも同じことが言えます。全てを丁寧にやるとはそういうことなので、その日その時の身体や心のコンディションなど自分の内に意識を向け繊細に感じることができていれば、「このアーサナ飽きた」ということにはなりません。

今回は、特に経絡や経穴を意識したアーサナを行います。

サンスクリット語のヨガ用語でナディとも呼ばれたりしますが、人間の身体には、臓器一つ一つに繋がる気の流れ道があります。大気中のプラーナを身体に入れていき、それを、手や足、どの経路に送るかといった作業を行います。

その気の流れ道を活発にさせることで、エネルギーが高まってくる感覚を感じたり、落ち着きが取り戻せたり、時間がゆっくり流れる感覚になったりと様々な効果効能を感じますが、どんなかたちで現れるかは様々です。結果にこだわらずに、呼吸に意識を向けているかどうかが、結果的に大きな差をうむでしょう。

ヴィラバドラアーサナ

腕を後ろで組んで背中にもアプローチしていく戦士のポーズ(手を後ろで組んだバージョン)を行います。

足を大きく開いて踏み込むことで鼠蹊部や前腿を伸ばし、下半身を強化させる効果。胸から肋骨を大きく開き、上半身の柔軟性を高め呼吸をスムーズにさせる効果などがあります。

手順

  1. 左足を大きく後ろに引き、右膝を前に踏み込みましょう。
  2. 骨盤は前に向けて、両方の腰骨が前の壁と平行になるように意識します。
  3. 腰を低くし、軽く恥骨を前に押し出すような意識で、鼠蹊部を伸ばしていきます。
  4. 両腕を背中の後ろで組み、息を吸いながら腕を背中から遠ざけるように斜め上に持ち上げていき、肩甲骨を後ろで寄せ合います。
  5. 胸を開いて3〜5呼吸ホールド。
  6. 戻るときは腕を解放して足を揃える。

ポイント

  • 腰の反りに注意しながら、膝を踏み込むことで腰をしっかり落とし、土台をしっかりさせます。
  • 胸を開くと同時に恥骨を少しだけ前に押し出し、お腹に繋がる腸腰筋から前腿にかけて伸びを意識しましょう。
  • 後ろ足の踵も踏みしめることを忘れずに。
  • この記事を書いた人
白石千晶

chiaki-shiraishi

ヨガインストラクター/ヨガ指導歴8年。 ヨガの学びを深める中で「真の自分らしさ・生き方」をヨガ哲学から学び、忙しい社会の中で自分らしさや癒しを忘れてしまっている現代人に少しでも自分らしい豊かな日々を送ってほしいとの思いで自分の内面に働きかけるヨガレッスンをしています。

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