慢性疲労の回復におすすめ!パールシュヴァコーナーサナ#99

パールシュヴァコーナーサナ

ヨガのアーサナは、完成させるまでの過程の中でポーズを維持している間に内に集中しながらもいかに身体の外へと拡張していけるか?というところがとても大切な部分です。

運動量や、難易度が高い低いは関係なく、どんなポーズにも同じことが言えます。全てを丁寧にやるとはそういうことなので、その日その時の身体や心のコンディションなど自分の内に意識を向け繊細に感じることができていれば、「このアーサナ飽きた」ということにはなりません。

今回は、特に経絡や経穴を意識したアーサナを行います。

サンスクリット語のヨガ用語でナディとも呼ばれたりしますが、人間の身体には、臓器一つ一つに繋がる気の流れ道があります。大気中のプラーナを身体に入れていき、それを、手や足、どの経路に送るかといった作業を行います。

その気の流れ道を活発にさせることで、エネルギーが高まってくる感覚を感じたり、落ち着きが取り戻せたり、時間がゆっくり流れる感覚になったりと様々な効果効能を感じますが、どんなかたちで現れるかは様々です。結果にこだわらずに、呼吸に意識を向けているかどうかが、結果的に大きな差をうむでしょう。

パールシュヴァコーナーサナ

足を大きく開いて踏み込むことで鼠蹊部や前腿をストレッチすることで伸ばし婦人科系の臓器を活発にさせたり、慢性疲労の回復にも役立ちます。

手順

  1. タダアーサナ(山のポーズ)で立ち、片足(右)を大きく後ろに引きます。
  2. もう片方の足を前に踏み込み、膝の真下に踵がくるようにしましょう。
  3. 後ろの踵もしっかりとマットを踏みしめて、鼠蹊部から内腿が伸びている感覚のままこの下半身の土台をしっかりと保ちます。
  4. 右膝の上に右を置きます。膝に体重がかかり過ぎてしまう場合は手を足の内側か外側に置きます。
    (起きやすい方で構いませんがアーサナに慣れていない方は足の外側に手を置くと膝が内に入ってきたりして正しいアライメントが崩れることがあるので内側に置くと良いです。)
  5. 吸う息で左腕を斜め上に伸ばし、後ろ足の踵と指先とで上下に伸ばし合ってホールド。
  6. 3〜5呼吸行ったら腕を床に下ろし、股関節を少しストレッチしてから足を後ろに引いてゆっくり起き上がります。

ポイント

  • 腕を膝の内側に置く場合、膝をしっかり踏み込んだ上で肩で軽く内膝を外側に押すと下半身が安定しやすくなります。(押し過ぎに注意)
  • 慣れてきたら腕を足の外側に置き、腕に頼らず自力で真っ直ぐ前に踏み込めていることを確認してみましょう。
  • 膝に肘を乗せている方は、お腹や体幹が緩まないようにします。

 

  • この記事を書いた人
白石千晶

chiaki-shiraishi

ヨガインストラクター/ヨガ指導歴8年。 ヨガの学びを深める中で「真の自分らしさ・生き方」をヨガ哲学から学び、忙しい社会の中で自分らしさや癒しを忘れてしまっている現代人に少しでも自分らしい豊かな日々を送ってほしいとの思いで自分の内面に働きかけるヨガレッスンをしています。

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