1minute shapeシリーズでは、1日1分でできるシェイプアップ運動を発信しています。
第55回は美脚になるトレーニング2/3です。
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今日のトレーニング:トゥズインスクワット
トゥズインスクワットのやり方
- 両足を二足分の幅で開き真っ直ぐ立ちます。
- 両足のつま先を内側に向けます。
- 太もも裏側を使う意識でゆっくり腰を下ろしていきます。
- これを1分間ゆっくりと繰り返します。
足首や太もも外側をストレッチして、内ももを鍛える
O脚改善の定番トレーニングがトゥズインスクワットです。足首の硬さや太もも外側の筋肉を伸ばして内股、太もも裏を効果的に鍛えます。
トレーニングを行うときは、つま先が開いていかないことと、太もも裏の筋肉を使うことを意識して取り組みましょう。
脚の隙間を解消するには、股関節や足首を改善しよう
日常生活の中で起きる筋肉のアンバランスや骨盤や足首骨格の歪みにより生じたO脚の多くは、生活習慣を見直して正しい運動アプローチにより改善できる可能性が高いと言えます。
また、こうしたO脚の改善には、ひざ周りや太ももだけを意識するのではなく、足指から背骨までを一括りに改善策を講じなくてはなりません。
例えば、足の指が浮いてしまっていては重心バランスが良くないので外側に力がかかってしまうかもしれません。へっぴり腰で骨盤が後ろに傾いているとガニ股になってしまうかもしれません。
こうした問題を改善することで骨格の歪みを正し、筋肉のバランスを整えることにつながります。
からだが硬いとキレイにはなれない!
骨盤や足首の骨格を正す運動と同時に股関節周りの柔軟性を高めることが重要です。特に、太もも外側の筋肉群やふくらはぎ、ひざの裏の柔軟性がかぎとなります。
たとえ正しい運動アプローチを行なっても、柔軟性が担保されていなければ、 O脚改善は難しくなります。
トレーニングと平行してストレッチを行うようにすることで、日常生活での何気ない動きが美しくなるようにしましょう。
記事の筆者
小山 啓太
トレーナー歴20年。NATA-ATC。2020年よりエビジムのトレーナーに。
1978年1月22日生まれ。北海道札幌市出身。立正大学法学部を卒業後アメリカに渡り、エンポリア州立大学大学院スポーツ医科学専攻課程と、セントラルミシガン大学大学院運動科学専攻課程を修了。オリンピック選手やプロのアスリートのトレーナーとして活躍。障害者スポーツについて学び、帰国後は群馬大学にて教鞭を取り、運動と脳の働きを研究。2018年英国ケンブリッジ大学での世界教育会議にて最優秀研究発表賞受賞。プロアスリート、モデルや芸能人から一般の方まで幅広く正しい体の使い方、運動法や生活習慣の指導を行っている。
体や脳、運動に関する著書も多数執筆。『0歳からのボール遊び運動 "投げる"が脳と体を育む』『野球選手のTHE肉体改造』『現代社会のスポーツ総合学 1―スポーツとともに生きるエキスパート達の提言 (グリーンブックレット)』他
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