1minute shapeシリーズでは、1日1分でできるシェイプアップ運動を発信しています。
第9回は横っ腹のたるみを何とかしたい人に効果的なトレーニングです。
ズボンにのる横腹の脂肪をなくしたい
腹筋運動は、上体起こしのようなシットアップや、腕立ての姿勢をキープするプランク種目などを行うことが多いと思いますが、腹筋を鍛えるだけではなく、やはり少し心拍数が上がるような運動を行う方が、脂肪燃焼効果は高くなります。
私の場合は、お腹の前よりも横に飛び出た脂肪が気になります。少し気を抜くとズボンの横にトンっとのっているお肉を発見すると「まずい!」となります。
そんな時に行うのが、体幹のストレッチと腹斜筋や腹横筋などのお腹の横にある筋肉を刺激する運動です。これを心拍数が上がる程度の負荷で行います。
自前のコルセットを鍛えよう
腹横筋は「コルセット」の役割を担い、美しい姿勢を保つのに欠かせない筋肉であると同時に、ウエストを引き締める筋肉でもあります。
腰痛改善にも腹横筋のトレーニングは欠かせませんので、習慣的に鍛えるようにしましょう。
今日のトレーニング:オルタナティブVシット
※音が流れますご注意ください!
腹筋というとどうしてもシックスパックと呼ばれる腹直筋を鍛えることをイメージしがちですが、健康的でキレイでいたいなと思うのであれば、腹の横を鍛えることがもっと重要です。
また、脂肪を効果的に退治するにはできるだけ大きな筋肉群を使って心拍数を上げ、運動後の代謝アップも狙うことが大切です。
オルタナティブVシットは、体幹や足などの大きな筋群のストレッチを行いながら働かせる運動ですが、自重で行う腹筋系筋トレとしての難易度はそこまで高くありませんので、比較的初心者でも実践できます。
オルタナティブVシットのやり方
- 仰向けになり両手を頭の上へ伸ばします。
- 左右の足を交互にひざを伸ばしたままお腹の上に来るまで引き上げます。
- 足を上げるのと同じタイミングで両手を上げてつま先を触るように伸ばします。
1分間✖︎3セット
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記事の筆者
小山 啓太
トレーナー歴20年。NATA-ATC。2020年よりエビジムのトレーナーに。
1978年1月22日生まれ。北海道札幌市出身。立正大学法学部を卒業後アメリカに渡り、エンポリア州立大学大学院スポーツ医科学専攻課程と、セントラルミシガン大学大学院運動科学専攻課程を修了。オリンピック選手やプロのアスリートのトレーナーとして活躍。障害者スポーツについて学び、帰国後は群馬大学にて教鞭を取り、運動と脳の働きを研究。2018年英国ケンブリッジ大学での世界教育会議にて最優秀研究発表賞受賞。プロアスリート、モデルや芸能人から一般の方まで幅広く正しい体の使い方、運動法や生活習慣の指導を行っている。
体や脳、運動に関する著書も多数執筆。『0歳からのボール遊び運動 "投げる"が脳と体を育む』『野球選手のTHE肉体改造』『現代社会のスポーツ総合学 1―スポーツとともに生きるエキスパート達の提言 (グリーンブックレット)』他
1minute shapeシリーズ
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1 min Shape#2|パソコン作業の背中コリを解消!アーノルドプレス
1 min Shape#3|猫背・反り腰を解消!タオルラットプルダウン
1min Shape #4|ポッコリお腹を解消! サイドトゥサイド
1min shape#5|二の腕とウエストを同時に引き締め!スパイダーマンプランク
1min Shape#6| デスクワークの肩こりを解消!チェアーバックプランクディップス